ICE No. 2 Cotton
JANUARY 15,2025
Open High Low Settle Change
Mar '25 67.49 67.84 67.28 67.77 +27
May '25 68.70 68.99 68.50 68.92 +22
July '25 69.75 69.96 69.53 69.92 +20
Oct '25 68.81 69.00 68.81 69.00 +9
Dec '25 69.26 69.48 69.10 69.44 +15
Mar '26 70.17 70.36 70.16 70.34 +19
May '26 70.84 70.94 70.84 70.94 +13
July '26 71.35 71.48 71.35 71.48 +18
Oct '26 - - - 69.72 +18
Dec '26 - - - 69.25 +18
ICE estimated futures volume: 34,000
3月限は前日の引け値と同水準で寄り付くと暫くは弱気に推移し、その後取引後半にかけて上値を試す展開となった。
最終的には前日比27ポイント高の67.77/LBで引けた。推定出来高は34,000枚。
【相場要因】
期近3月限は56ポイントの狭いレンジで推移し、その高値圏で引けた。直近の取引を見ても比較的狭いレンジで推移し方向感のない取引傾向にある。
実需面では、パキスタンやベトナムの紡績筋からの引き合いが確認されている。パキスタンでは直近数週間の国内綿花の価格が堅く、輸入綿花の買い付けに流れているとのことではあるが、直近の買い付け意欲は散漫になっている模様。ベトナムでは2024年12月の繊維製品の輸出額は前月比約10%増加となった。同輸出額は米国向け、日本向け、韓国向けの順に続いたとのこと。
米国CPIが発表され、CPIコアは6か月ぶりにインフレ鈍化を示唆する内容となり、米ドル安並びに米国主要株が軒並み上伸した。米国の輸出産業には追い風になったとみられ綿花は追随したとみられる。
END