ICE No. 2 Cotton
March 5, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 - - - 98.10 -34
May '24 94.54 95.35 93.14 94.24 -34
July '24 93.50 94.14 92.23 93.07 -30
Oct '24 - - - 85.46 -24
Dec '24 83.28 83.90 82.37 83.19 -7
Mar '25 83.50 83.53 82.71 83.45 +8
May '25 83.35 83.58 82.90 83.58 +21
July '25 83.46 83.58 83.00 83.58 +32
Oct '25 - - - 80.50 -3
Dec '25 78.71 78.71 78.00 78.32 -73
ICE estimated futures volume: 46,600
5月限は寄り付きから緩やかに弱気基調で20日移動平均線のサポートを試すように推移し、米国時間の朝には安値の93.14/LBをつけた。
その後は買い先行となり、強気の展開となったものの、最終的には前日比34ポイント安の94.24/LBで引けた。推定出来高は46,600枚。
【相場要因】
取引出来高が若干減少気味の綿花相場は、独自の要因に欠き、商品相場全体がリスクオフムードの中で弱気に推移したとみられる。
一方で支持線に沿って強気に反発する場面も確認され、やや膠着状態の相場付きとなった。
5月限と7月限は先週つけた過去最高値から約9セント下げているが、投機筋による売りが入ったものと見られている。
未決済建玉は先週の水曜日にピークを迎えてから毎日減少傾向にあり267,682枚となっている。
金曜日の需給報告に先立って発表されたブルームバーグの調査報告では、米綿生産量、輸出量及び期末在庫の下方修正の他、
世界生産量の若干の下方修正と世界消費量の上方修正という強気基調を仄めかす予想が展開された。
投機筋が噂を聞きつけてロングポジションを積み上げる展開になれば強気基調に逆戻りする可能性を指摘する関係者もみられた。
5月限の第一回受渡通知日は4月24日に到来することから、明日から残す取引は7週間となる。
また現地時間明日は米国議会でパウエル議長がインフレや政策金利について何らかの発言をすることが見込まれているとのこと。
END