ICE No. 2 Cotton
March 26, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 92.03 94.27 92.03 93.41 +139
July '24 92.58 94.63 92.58 93.86 +131
Oct '24 85.87 87.30 85.87 87.03 +116
Dec '24 84.00 84.39 83.68 84.30 +29
Mar '25 84.91 85.13 84.60 85.00 +12
May '25 85.25 85.47 84.94 85.35 +10
July '25 85.27 85.41 85.01 85.34 +4
Oct '25 - - - 81.87 -11
Dec '25 79.40 79.40 79.04 79.21 -23
Mar '26 - - - 79.81 -23
ICE estimated futures volume: 40,200
5月限は小高く寄り付くと小幅に推移し、アジア時間の夜からアメリカ時間にかけて強含む展開となった。
最終的には139ポイント高の93.41/lbで引けた。推定出来高は40,200枚。
【相場要因】
綿花相場期近5月限は、前日まで弱気な雰囲気だったことから、本日の急騰に対する見方は様々。
EFS取引が活況だったことや本日の値動きから中国国家備蓄用をはじめ、実需が買いに入ったとみる声がある。
一方で、手前の現物商いの弱さから投機筋が新たにロングを積み上げた、と見る意見も。軟調な展開を見た紡績が一部で値決めを入れていることも考えられる。
綿花相場全体の未決済建玉は増加傾向。本日は3,490枚増加して280,381枚で取引が開始された。
各限月の未決済建玉は7月限が2,607枚、12月限が981枚それぞれ増加している一方で、5月限が155枚減少している。
5月限と7月限のスプレッドは45ポイントの順鞘になっており、5月限の第一回受渡通知日が来月に迫る中、7月限への乗り換えの動きにも注目が集まる。
また本日7月限と12月限の逆鞘が102ポイントに拡大している。
市場参加者の多くは、現地木曜日のUSDA Prospective Plantingsの発表を待っている様子。
穀物相場、米国株そして原油価格が軒並み値を下げるなか、綿花は独自の動きとなった。ココアは綿花相場の影響もあってか、1%強含んでいる。
END