ICE No. 2 Cotton
March 15, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 93.63 94.55 93.26 93.94 +46
July '24 93.35 94.26 93.13 93.59 +33
Oct '24 86.55 86.55 86.55 86.80 +25
Dec '24 83.50 83.90 83.09 83.68 +25
Mar '25 84.28 84.76 83.99 84.59 +32
May '25 84.61 85.13 84.61 84.91 +24
July '25 84.81 85.25 84.81 85.03 +22
Oct '25 - - - 81.60 +16
Dec '25 78.91 79.10 78.86 78.89 +7
Mar '26 - - - 79.44 +7
ICE estimated futures volume: 30,000
5月限は小高く寄り付くと暫く凪状態で推移した。アジア時間遅くには若干下値を試す展開がみられるもすぐに反発して戻した。アメリカ時間は堅調に推移し、最終的には129ポイントのレンジで、46ポイント高の93.94/LBで引けた。推定出来高は30,000枚。
【相場要因】
綿花相場は薄商いのなかで、綿花独自要因を欠いた。紡績筋とその他の買い手はさらなる下げ相場を見越して、値決めや新規ビジネスを躊躇った模様。一部の実需筋は値崩れが起こっている伯綿を中心に値段交渉を進めたとみられ、トルコ向けには米綿が売れたという情報もある。限月乗り換えも活発に行われ、出来高の約6割を占めた。5月限の受渡通知日を来月24日に控え、今後の市場参加者のポジション調整の動きに注目が集まる。
サンホーキンバレーでは、来週温暖な気候が予報されている一方で、週後半にかけて荒天も予想されている。
地中温度はまだ少し低く、カリフォルニアでは、ピマの植付はまだ始まっていない。
一方で、アリゾナの一部地域では徐々にピマの植付が始まっているようで、今のところ問題はない様子。
一般的に米国西部で植付が本格化するのはイースター以降といわれ、今季は3月31日以降ということになる。
直近の週間輸出成約報告を見る限り、ピマの需要はそこそこで推移している模様。
原油価格は3.9%上伸した。ココアは週間で28%高騰しており、本日は8%値を上げた。綿花がココアに追随するとなると注意が必要となる。
END