ICE No. 2 Cotton
March 11, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 94.86 97.53 94.55 95.06 -22
July '24 93.54 96.46 93.54 94.34 +42
Oct '24 86.09 86.58 86.09 86.58 +50
Dec '24 83.08 83.99 82.70 83.27 +28
Mar '25 83.58 84.47 83.51 83.89 +27
May '25 84.36 84.66 83.99 84.23 +24
July '25 84.49 84.78 84.16 84.36 +21
Oct '25 - - - 81.16 +27
Dec '25 78.99 79.00 78.62 78.82 +26
Mar '26 - - - 79.43 +25
ICE estimated futures volume: 47,900
5月限は寄り付きから緩やかに値を上げていくと、取引終盤で纏まった売り注文が入り、下落した。
最終的には22ポイント安の95.06/LBで引けた。推定出来高は47,900枚。
【相場要因】
本日の綿花相場は連日リミットをつけた後ということもあり、ややパニックの要素を含んだ、慎重な展開になったとも見られ、相場の方向感を分析する上で、明日以降の取引の方が注目すべきであると述べるアナリストもいる。
先の限月がやや値を上げた一方、期近5月限は投機筋の利益確定の売り圧力がかかったことで結果的に少し値を下げて引けた。
技術的には期近5月限は本日下げで20日移動平均線をわずかに下回って引けている。また、12月限の日足チャートのパターンから、下方への調整局面に入りつつあるとも見られる。
また投機筋のロングポジションがここ数年で最大の規模まで積み上がっていることから、投機筋がここからさらに積極的にロングポジションを積み増すかどうか疑問視する声もある。
直近の激しい値動きの中、ベトナム、トルコそしてバングラデシュ向けで期近積み商売が一部確認された他は現物商売は静かな様子。中国紡績への糸の新規オーダーは依然低調なようだが、港湾に滞留する在庫を使いながら高い稼働率維持している様子。
明日は2月度の米国消費者物価指数の発表が予定されている。
END