ICE No. 2 Cotton
MARCH 22,2024
Open High Low Settle Change
May '24 92.22 92.85 91.42 91.53 -68
July '24 92.27 92.91 91.62 91.85 -41
Oct '24 85.50 85.66 85.50 85.61 -36
Dec '24 83.97 84.08 83.42 83.95 +3
Mar '25 84.95 84.99 84.45 84.90 -3
May '25 85.13 85.21 84.96 85.32 -7
July '25 85.32 85.32 85.15 85.43 -10
Oct '25 - - - 81.99 -11
Dec '25 79.15 79.15 79.10 79.31 -5
Mar '26 - - - 79.95 -1
ICE estimated futures volume: 29,500
5月限は小高く寄り付くとすぐに弱含み、アジア時間を中心にほぼ横ばいに推移した。
アメリカ時間には一時93セントを試す展開となるも、その後は反発して、最終的には68ポイント安の91.53/LBで引けた。
推定出来高は29,500枚。
【相場要因】
綿花相場は期近限月を中心に続落した。週間では、5月限は241ポイント安、7月限は174ポイント値を下げている。実需は依然として弱いが、紡績筋は高い相場の中でも少しずつ買っていると報告されている。12月限との逆鞘で損を被ることを恐れた売り手がベーシスを下げていることも緩やかながら紡績の買いが継続していることの一因となっている。
現地来週28日に米国農務省より米綿24/25cropの作付け予想が発表される。ブルームバーグは作付面積を1,130万エーカーと予想。2月の米国農務省100周年フォーラムでは1,100万エーカーとの見通しだった。
こうした結果が投機筋のポジション調整にどのような刺激をもたらすかが注目される。投機筋は依然ロングポジションを抱えていると報告されているが、相場のやや軟調な展開を見て今後の方向感を不安視する者もいると思われる。
投機筋がロングポジションを抱える一方でトレーダー筋は依然としてショートポジションを抱えている。
また紡績筋の未値決めの約定も残っており、今後の強気要因になる。
その他、限月乗り換えやオプション取引も確認され、紡績筋から豪州綿やアフリカ綿などの値決めが一部で確認されたとのこと。また、5月限の未決済建玉が減少しており、これは技術的には弱気のシグナルになっているとのこと。
米国現地29日はGood Fridayの祝日のため休場となる。
END