ICE No. 2 Cotton
MARCH 27,2024
Open High Low Settle Change
May '24 93.41 93.41 90.56 90.77 -264
July '24 94.10 94.10 91.23 91.44 -242
Oct '24 86.31 86.54 85.69 86.43 -60
Dec '24 84.20 84.23 83.01 83.34 -96
Mar '25 84.71 84.71 83.83 84.17 -83
May '25 84.97 84.97 84.35 84.53 -82
July '25 84.96 84.96 84.46 84.58 -76
Oct '25 - - - 81.26 -61
Dec '25 79.15 79.15 78.50 78.62 -59
Mar '26 - - - 79.22 -59
ICE estimated futures volume: 39,800
5月限は寄り付きから引けにかけて値を下げる一方的な展開となった。
最終的には264ポイント安の90.77/LBで引けた。推定出来高は39,800枚。
【相場要因】
期近5月限および7月限はそれぞれ2/27、2/8以来の水準で引けた。
本日の下げ相場は手前の実需の停滞感に見合っているように思われる。市場では米綿に対して安価なブラジル綿を中心に取引がされている模様。川下の製品市況は、やや改善傾向と見る声もあるが、依然厳しい。手前限月と先の限月のスプレッドが縮小する中、紡績筋は新綿に注目している模様。
大手投機筋の限月乗換も始まっているが、出来高から推測するにあまり活発な動きは見せなかったと想像される。
ソフトコモディティは砂糖が2.30%、ココアが0.05%下落している。
現地時間明日発表予定のUSDA Prospective Plantingが市場参加者の注目の的となっている。
これまで発表された作付面積予想は下記の通り。
2024/1/1 Cotton Growers Magazine 1,019万エーカー
2024/2/18 NCC 948.9万エーカー
2024/2/15 USDA AG Forum 1,100万エーカー
2024/3/22 Bloomberg Analyst Guesses 1,040万 ~ 1,300万エーカー
作付け予想が市場予想を上回ると弱気要因に、下回ると強気要因になるとみられている。
一方で、今回の発表は米綿の生産量を決定づけるものではなく、Texasの天候など様々な要因によって変動する可能性があることにも留意する必要がある。西テキサスでは今のところ適度な降雨があり、見通しとしては悪くないようだが、引き続き注意が必要。
明日は、週間輸出成約報告とOn Callレポートも併せて発表となる。現地金曜日はGood Fridayの祝日のため明日が今月の最終取引日となる。
END