ICE No. 2 Cotton
March 12, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 95.06 95.77 94.05 95.23 +17
July '24 94.34 95.00 93.47 94.59 +25
Oct '24 87.33 87.36 86.98 86.98 +40
Dec '24 83.50 83.79 82.54 83.67 +40
Mar '25 84.11 84.32 83.21 84.21 +32
May '25 84.41 84.58 83.59 84.46 +23
July '25 84.50 84.73 83.81 84.54 +18
Oct '25 - - - 81.15 -1
Dec '25 78.92 79.00 78.37 78.49 -33
Mar '26 79.76 79.79 79.28 79.28 -15
ICE estimated futures volume: 39,600
5月限は172ポイントの狭いレンジで推移し、アジア時間の夜から一時値を下げる場面もみられたが、
米国早朝には上げ戻す展開。最終的にはほぼ値動きなく17ポイント高の95.23/LBで引けた。推定出来高は39,600枚。
【相場要因】
綿花相場は出来高が減少し、綿花独自の要因を欠くなか、期近限月を中心にほぼ値動きなく推移した。
5月限は94セントの支持線と20日移動平均線に挟まれる形で推移しており、短期間で見ればやや弱気で、技術的にはさらなる弱気の展開も考えられる。トレーダー筋は投機筋の利益確定の動きを見守ったようだが、本日のところは投機筋の大きなポジション調整は確認されなかった。実需筋も投機筋のロングポジションの清算によるさらなる下落局面を待ち望んでいる様子で今週は静かな取引が続いている。限月間の値鞘はトレーダー筋の新規の取引を慎重にさせており引け値ベースで7月限と12月限は10.92セントと昨日からはやや切り下がった。また米綿の成約キャンセルが増加するのではとの懸念は市場に対して弱気要因となる。
伯綿の来季新綿の生産量は過去最大の1,637万俵との試算が発表され、米綿の生産量を上回ることが見込まれている。
2月の消費者物価指数は予想を上回ったものの年内の利下げ観測は揺るがず、米国株価は上昇した。綿花相場もこうした値動きに追随して米国時間に強気に反転したとみられる。
END