ICE COTTON FUTURES
May 7, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 54.60 56.45 54.42 55.39 +.88
Oct 20 - - - 56.67 +.56
Dec 20 56.32 58.09 56.20 56.95 +.72
Mar 21 57.33 58.79 57.33 57.87 +.70
May 21 58.17 59.39 58.17 58.74 +.72
Jul 21 58.83 59.68 58.83 59.46 +.94
Oct 21 - - - 58.22 +.65
Dec 21 57.42 58.06 57.23 57.92 +.65
Mar 22 58.26 58.97 58.26 58.85 +.78
May 20 - - - 59.40 +.78
ICE estimated futures volume:28,000
NY定期7月限は、寄り付き後から値を上げ続け、米国時間朝方に本日最高値の56.45/LBを付けた。その後、調整の売りが入ったが、最終的に前日比88ポイント高の55.39/LBで引けた。
出来高は、28,000枚。
【相場動向要因】
本日、米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述するが、今週も前週に引き続き、新規成約と輸出数量が堅調な結果となった。中国向けの成約数量が217,500俵(成約:249,300俵、仕向地変更:3,500俵、キャンセル:35,200俵、late reporting:900俵)、輸出数量が56,500俵と、市場関係者の予想していた数量を下回ったようだが、概ね予想の範囲内に収まったことから綿花相場を押し上げた要因となった模様。
都市封鎖の影響で各種アパレルブランドや小売店の倒産件数が増えていくなか、中国製衣料品の3月の米国輸入量が前年同月比50%減となっていることもあり、中国の原綿需要が今後どのように推移するか注目されている。
一方、米国の新規失業保険申請件数が5月2日終了週で317万件と依然高水準にとどまっているが、前週と比較して増加数が鈍化してきており、米国各地で経済再開に向けた動きが見え始めたことから、米国株式市場や米国穀物市場も全面的に値を上げた。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending Apr 30, 2020);
2019/2020 CROP
アップランド
成約:426,600俵 (中国 249,300俵 / ベトナム 104,500俵 / 台湾 18,800俵)
キャンセル:▲56,300俵 (中国 ▲35,200俵 / メキシコ ▲7,100俵 / パキスタン ▲5,800俵)
船積:370,300俵 (ベトナム 125,100俵 / 中国 56,500俵 / トルコ 51,500俵)
ピマ
成約:2,400俵 (オーストリア 1,400俵 / バングラディッシュ 900俵 / 韓国 200俵)
キャンセル:なし
船積:3,200俵 (中国 2,100俵 / エジプト 1,100俵 / バングラディッシュ 100俵)
2020/2021 CROP
アップランド
成約:55,900俵 (中国 22,000俵 / ベトナム 11,400俵 / トルコ 6,600俵)
ピマ
成約:なし
END.