ICE COTTON FUTURES
May 28, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 58.49 58.54 57.53 57.57 -.77
Oct 20 57.29 57.38 57.29 57.20 -.43
Dec 20 58.03 58.17 57.43 57.54 -.49
Mar 21 59.12 59.12 58.40 58.52 -.46
May 21 59.96 59.96 59.30 59.45 -.39
Jul 21 60.65 60.65 60.09 60.26 -.30
Oct 21 - - - 58.78 -.38
Dec 21 58.90 58.90 58.36 58.48 -.38
Mar 22 - - - 59.42 -.34
May 20 - - - 60.12 -.24
ICE estimated futures volume:18,500
NY定期7月限は、寄り付き直後はやや値を上げたものの、反転し、暫く軟調な展開で推移。米国現地で取引が本格的になると前日引値水準まで値を戻したが、取引時間終盤にかけて急落し、最終的に前日比77ポイント安の57.57/LBで引けた。
出来高は18,500枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は綿花特有の材料が乏しく、出来高も約2週間ぶりとなる5月14日の17,900枚に次ぐ少なさとなったことから市場関係者に様子見ムードが漂っていた模様。本日より大手投機筋によるポジションの限月乗換が行われ始めており、7月限の未決済建玉が765枚減少し、12月限は1,516枚増加していることが確認されている。
一方、米国株式市場は、現地朝方に発表された先週の米新規失業保険申請件数が、依然高水準ではあるものの、週間の申請件数、継続需給件数ともに前週よりも減少したこと好感し上昇する場面が目立った。しかし、中国政府が香港の基本的自由を制限する可能性があると言われている「国家安全法」を制定する方針が全人代で採択されたことを受けて、米トランプ大統領が中国に対して新たな政策を29日に発表すると述べ、米中関係に緊張感が増したことで、取引時間終了間際に一気に急落した。
米国現地5月29日には、25日が休日だったため、1日遅れで米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。
また現地6月24日に期近7月限の第一回受渡通知日を迎える。
END.