ICE COTTON FUTURES
May 13, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 58.30 58.43 56.96 57.46 -.88
Oct 20 57.49 57.63 57.28 57.36 -.52
Dec 20 57.95 57.95 56.63 57.32 -.58
Mar 21 58.61 58.61 57.62 58.14 -.46
May 21 58.77 59.32 58.51 58.96 -.36
Jul 21 59.45 59.95 58.96 59.67 -.28
Oct 21 - - - 58.21 -.31
Dec 21 57.95 58.18 57.25 57.91 -.31
Mar 22 - - - 58.66 -.31
May 20 - - - 59.21 -.31
ICE estimated futures volume:37,500
NY定期7月限は、前日同値水準で寄り付いた直後急落し、本日の最安値56.96/LBを付けた。その後、徐々に値を戻していき、米国現地早朝時間には前日比プラス圏内まで回復した。しかし、次第に売り圧力が強くなり、一時反発はあったものの、最終的に前日比88ポイント安の57.46/LBで引けた。
また12月限も7月限と同じような値動きが続き前日比58ポイント安の57.32/LBで引けたが、7月限と12月限のスプレッドが44ポイントの逆鞘から14ポイントへと縮小した。
出来高は、37,500枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は期近7月限などが6営業日ぶりに小反落。月間需給報告が市場関係者の予想よりも楽観的な内容だったことを受けて、昨日相場が急上昇していたが、本日は小休止となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が、米国経済の今後の見通しに対して重大な下振れリスクがあることを指摘し、経済支援に必要な金融措置を取っていくと発言したものの、結果的に市場関係者の不安へとつながり、米国株式市場や他の穀物市場とともに値を下げた。
また昨日の取引で7月限の未決済建玉が1,500枚減少し12月限の未決済建玉が2,700枚増加したことから、7月限のショートポジションの解消および12月限への乗換が裏付けされている。
市場関係者の関心は明日発表予定の米国農務省週間輸出成約報告に向けられており、新型コロナ関連を巡る米中間の論争が激しくなっていることから、中国政府による綿花購入量に影響が及んでいないか注目が集まっている。
END.