ICE COTTON FUTURES
May 21, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 58.15 58.70 57.32 58.06 -.15
Oct 20 - - - 58.37 -.15
Dec 20 58.77 58.98 58.03 58.70 -.09
Mar 21 59.61 59.68 59.00 59.47 -.11
May 21 59.80 60.19 59.73 60.04 -.04
Jul 21 60.35 60.61 60.16 60.40 unch
Oct 21 - - - 59.31 +.14
Dec 21 58.87 59.40 58.75 59.01 +.14
Mar 22 - - - 59.76 +.14
May 20 - - - 60.31 +.14
ICE estimated futures volume:27,200
NY定期7月限は、寄り付き後から軟調な展開となり、現地深夜時間帯に本日最安値の57.32を付けた。その後反発すると前日引値水準まで値を戻していき、調整の売買を経て最終的に前日比15ポイント安の58.06/LBで引けた。
出来高は27,200枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は続落。米議会上院が20日、米国に上場している外国企業の監視を強化する法案を可決したが、先日米トランプ大統領が米一部メディアにて中国政府や中国企業を名指しして批判していたことから中国を狙った法案とも言え、さらなる米中関係悪化につながる可能性が出てきたことを金融市場全体が嫌気し、米国綿花市場も小麦や原油を除く全ての市場とともに値を下げた。さらに米国の先週の新規失業保険申請件数(5/16終了週)が発表され、増加率は下がっているものの244万件と今なお高水準で増え続けていることも弱材料となった模様。
また本日、米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。米中関係の悪化が懸念されながらも、今週も引き続き中国の新規成約数が232,800俵(19/20CROP成約:157,300俵、仕向地変更:1,800俵、キャンセル:5,500俵、20/21CROP成約:79,200俵)と4/23から5/14まで4週連続で伸びており、この期間における中国の19/20CROPおよび20/21CROPのアップランド累計成約数は1,276,200俵に達した。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending May 14, 2020);
2019/2020 CROP
アップランド
成約:186,400俵 (中国 157,300俵 / ベトナム 11,700俵 / トルコ 6,300俵)
キャンセル:▲57,500俵 (バングラディッシュ ▲19,800俵 / タイ ▲14,400俵 / 中国 ▲5,500俵)
船積:252,200俵 (中国 64,100俵 / ベトナム 58,500俵 / パキスタン 34,200俵)
ピマ
成約:600俵 (トルコ 300俵 / 韓国 300俵 / 日本 100俵)
キャンセル:なし
船積:4,600俵 (パキスタン 1,300俵 / 中国 1,100俵 / トルコ 600俵)
2020/2021 CROP
アップランド
成約:120,200俵 (中国 79,200俵 / バングラディッシュ 19,800俵 / タイ 11,200俵)
ピマ
成約:なし
END.