ICE No. 2 Cotton
April 9, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 86.79 87.23 85.96 86.04 -61
July '24 88.55 89.19 87.80 87.84 -55
Oct '24 83.40 83.40 82.69 82.69 -80
Dec '24 82.70 82.95 81.32 81.36 -118
Mar '25 83.48 83.91 82.40 82.43 -111
May '25 84.41 84.47 83.20 83.21 -103
July '25 84.61 84.65 83.55 83.61 -91
Oct '25 - - - 80.17 -65
Dec '25 78.61 78.65 78.00 78.08 -44
Mar '26 - - - 78.80 -47
ICE estimated futures volume: 76,600
5月限は小高く寄り付くと200日移動平均線を支持線に小幅な値動きで方向感乏しく推移した。その後アメリカ時間になると価格を下げ始め、取引終了直前に本日の安値を付けた。最終的には前日比61ポイント安の86.04/LBで引けた。推定出来高は76,600枚。
【相場要因】
引き続き大手投機筋によるポジション限月乗換が行われており、出来高は堅調。
現地11日に米国農務省月間需給報告の発表を控えており、様子見している市場参加者もいる。
特筆事項は、12月限月が鋭く値を下げたことで、1月以来の水準まで下値を試したことになる。要因としては2点挙げられており、1つはブラジルや豪州といった南半球の産地からの供給が潤沢に見込まれていることに加えて、西テキサスをはじめ、米国の綿作エリア周辺に慈雨がもたらされたこと。2つ目は7月限と12月限のスプレッド取引が活発に行われ、12月限の売り圧力が強まったこと。
中国では、4-6月積みの2023年Cropの伯綿を中心に紡績や地場のトレーダーからの引き合いが確認されているようだが、イスラム圏がレバラン休暇に入ったこともあり、実需の動きは比較的穏やか。またバングラデシュからの西アフリカ綿の問い合わせも引き続き確認されている。
END