ICE No. 2 Cotton
April 1, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 91.57 92.88 91.54 92.76 +138
July '24 92.14 93.44 92.14 93.31 +134
Oct '24 87.91 89.25 87.91 88.55 +127
Dec '24 84.01 84.45 84.01 84.35 +36
Mar '25 84.90 85.16 84.79 85.10 +34
May '25 85.25 85.54 85.25 85.50 +34
July '25 85.30 85.61 85.23 85.56 +37
Oct '25 - - - 81.61 +48
Dec '25 78.57 79.00 78.30 79.00 +38
Mar '26 - - - 79.59 +38
ICE estimated futures volume: 30,500
5月限は小高く寄り付くとアメリカ時間には一時的に弱気に推移するも、134ポイントのレンジで取引をとおして強気に推移した。
最終的には138ポイント高の92.76/LBで引けた。推定出来高は30,500枚。
【相場要因】
綿花相場は1月16日以来の薄商いとなり、綿花独自の要因を欠いた様子。
強気要因としては、中国の3月の製造業景況指数が半年ぶりの高水準となり、綿花相場もアジア時間から買いが入ったとみられる。中国の綿花相場(ZCE)は1.7%上伸している。ココア、砂糖、コーヒーといったソフトコモディティにも資金が流れたとみられており値を上げた。一方で穀物相場は大豆が0.5%、小麦が0.6%そしてコーンが1.5%値を下げている。
相場への影響は限定されたようだが、先週、Planting Intentionの予想が1,070万エーカーという作付面積になったことを受け、週末に市場関係者は改めて過少に見積もられたデータであるとして振り返っている。特に、テキサスは昨年比で5%の減少が見込まれているが、実際、テキサス州極西部や南西部の干ばつ地域を除けば、直近の天候や降雨の状況からテキサス全体としては干ばつが改善しているとのこと。
未決済建玉は増加しており、5月限は195枚増えて110,210枚になっている。また認証在庫が1日で15,352俵が登録されたとのこと。これは1日の動きとしては大きな数字として特筆されている。結果、67,576俵が認証在庫となっている。
中国では、4月4日(木)から清明節となる。
END