ICE No. 2 Cotton
April 3, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 90.81 91.15 88.86 88.98 -183
July '24 91.71 92.06 90.08 90.18 -153
Oct '24 86.39 86.39 85.39 85.75 -73
Dec '24 84.20 84.50 83.70 84.10 -20
Mar '25 85.04 85.25 84.62 84.99 -15
May '25 85.59 85.60 85.08 85.44 -10
July '25 85.63 85.63 85.21 85.52 -5
Oct '25 - - - 81.49 -23
Dec '25 79.15 79.15 78.70 78.77 -28
Mar '26 - - - 79.53 -11
ICE estimated futures volume: 54,400
5月限は米国時間早朝に一時上値を試す展開もあったが、寄りつきからじりじりと値を下げ、最終期には183ポイント安の88.98/LBで引けた。推定出来高は54,400枚。
【相場要因】
綿花相場期近限月は、投機筋の売り注文が入ったことで価格が押し下げられた模様。
利益確定の売り注文に加えて、直近の支持線を割り込んだことでロングポジションに対する損切の売り注文も入ったと想像される。
金利高で小売が伸び悩む一方で、伯綿・豪州綿が新綿の時期を前に積極的に販売される中、米綿の相対的な価格競争力が低下している。そのことも認証在庫の積み上がりの一因になっていると見られ、結果的に手前限月の弱材料となっている。
投機筋が期近限月のロングポジションを先の限月へ乗り換えていることも5月限・7月限を中心に弱材料となっている様子。
その一方で、未値決めの売契約が残っていることが示唆されており、強材料として今後相場を下支えする可能性も考えられる。また、先日米国農務省より発表された新綿の作付面積が市場予想を下回ったことも強材料となる。
現地時間明日は週間輸出成約報告とOn Call Reportが発表される予定。
END