ICE No. 2 Cotton
April 19, 2024
Open High Low Settle Change
May '24 78.27 79.77 77.86 78.69 +59
July '24 80.71 81.57 80.20 81.02 +41
Oct '24 - - - 78.57 +44
Dec '24 77.49 78.04 77.26 77.55 +14
Mar '25 79.41 79.60 78.89 79.13 +3
May '25 80.48 80.67 80.25 80.28 -7
July '25 81.12 81.48 81.07 81.07 -7
Oct '25 - - - 78.21 +12
Dec '25 76.71 77.14 76.65 76.82 +14
Mar '26 - - - 77.64 +14
ICE estimated futures volume: 39,100
NY定期期近7月限は、前日と同程度で寄り付いた後、動意薄で小幅な値動きで横ばいに推移した。
米国での取引が始まると一時値を上げる場面を見せ、本日の高値を付けた。その後値を戻したものの、取引終盤にかけて緩やかに値を上げていき、最終的に前日比41ポイント高の81.02/LBにて引けた。推定出来高は、39,100枚。
【相場要因】
本日の出来高の少なさから投機筋のロングポジション清算がひと段落した、という見方もある。
CFTCレポートでは、前週比でロングポジションの解消が進んでいることが確認できるが、その一方で、投機筋が依然5万枚以上のロングポジションを有しており、更なる相場の下落に注意が必要。期近5月限は、現地今週4月24日に第一回受渡通知日を迎える。
綿花相場の下落に伴って、ベトナムやバングラデシュなどから、ブラジル綿を中心に買いの動きが確認されているが、インフレなどを背景に引き続き川下の製品需要は低調な様子。
綿花相場の急落に伴い、糸値も下落傾向にあるようで、紡績の利幅を狭めている。実需筋からは、綿花相場の価格安定を望む声も聞こえてきている。
カリフォルニアの一部地域では、今のところ植付に適した天候が続いているが、来週後半にかけて華氏70度以下の寒冷な気温が予想されている。一時的なものであれば問題はないが、しばらく続くようであれば、作柄への影響も懸念される。
一方、テキサスでは、週末の降雨によって土壌湿度改善が期待されている。
END.