ICE No. 2 Cotton
January 31, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 84.68 85.37 84.50 85.17 +39
May '24 86.03 86.62 85.76 86.41 +35
July '24 86.75 87.31 86.55 87.13 +30
Oct '24 83.16 83.18 82.98 82.98 +16
Dec '24 81.05 81.62 81.05 81.50 +23
Mar '25 81.43 81.75 81.43 81.72 +34
May '25 81.37 81.61 81.37 81.61 +37
July '25 81.15 81.41 81.15 81.41 +39
Oct '25 - - - 79.41 +19
Dec '25 - - - 77.91 +9
ICE estimated futures volume: 44,100
3月限は87ポイントの狭いレンジで推移した。アメリカ時間を中心に売り買いがみられ引けにかけて強気に推移した。
最終的には39ポイント高の85.17/LBで引けた。推定出来高は44,100枚
【相場要因】
直近9日間の取引で最も少ない出来高となり、目新しい綿花独自の要因を欠いた。3月限は第一回受渡通知日まで残り16回の取引となっており、投機筋の乗換が進められた模様。
中国港湾在庫の原綿価格はここ数週間では安定しているとのこと。また、新疆の倉庫から東部州への中国国内綿の搬出も進んでいる様子。1月度は中国国内紡績の6割以上が稼働率80%となっているとも報告されている。一方で、旧正月休暇が近づいていることから今後中華圏の動きが落ち着いていくことも考えられる。
明日発表される予定の週間輸出成約報告では、中国向けを中心に大きな数字が見込まれている。中国の原綿需要が堅調に見える一方で、港湾在庫量は依然高い水準にあり、また中国経済全体で見ても不動産業界を中心に先行きを懸念する意見が見られることから、実態が見えにくい状況にあるようにも思われる。
大豆・コーン・綿花が値を上げた一方で、株式や原油など、その他商品市場は下落して引けた。
FOMCの会合で、インフレ目標2%に迫るまでは利下げに対して慎重な姿勢を取る意向が示され、3月までの利下げが延期される見通しとなった。発表を受けて、株式市場は軟調な展開を見せた。
END