ICE No. 2 Cotton
FEBRUARY 13,2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 90.25 92.50 90.10 91.52 +99
May '24 90.95 93.22 90.84 92.06 +76
July '24 91.20 93.25 91.04 92.18 +67
Oct '24 - - - 85.54 +39
Dec '24 82.98 83.67 82.97 83.61 +31
Mar '25 83.69 83.84 83.55 83.78 +27
May '25 83.55 83.63 83.54 83.63 +26
July '25 - - - 83.42 +26
Oct '25 - - - 80.28 +28
Dec '25 77.84 77.96 77.84 77.96 +28
ICE estimated futures volume: 81,000
3月限、5月限はともに寄り付きから足踏み状態で狭いレンジで推移した。
アメリカ取引時間の朝には急伸。3月限は92.50/LB、5月限は93.22/LBの高値を付けた。
最終的にはそれぞれ99ポイント高。76ポイント高で引けた。推定出来高は81,000枚。
【相場要因】
あるアナリストは米綿の需給等の綿花特有のファンダメンタルや技術的要因に関わらず、投機筋のポジションには注目すべきであるとアドバイスしている。綿花はソフトコモディティの中でココアと類似した価格パターンを見せている。また本日原油価格は1.2%上昇した。
実需の動きは、生産者の値決めが一部で確認されている一方で、旧正月期間でアジア圏中心に紡績からの引き合いは閑散としており、一部で当用買いが見られた程度と報告されている。依然として紡績の買い付け希望価格と定期の価格が乖離しており、糸値とも乖離が見られることから旧正月明けの実需取引に注目が集まる。中国綿花相場のZCEは来週月曜日から開場される予定。
今週の米国現地時間木曜日と金曜日には米国農務省が100周年のフォーラムを開催する予定になっており、各種需給状況についての報告に加えて、来期の米綿の生産量見通しが発表される予定。さらには日曜日には全米綿花評議会(NCC)が年次集会を開催し、来期作付に関する生産者意識調査の結果を発表する予定となっている。
END