ICE No. 2 Cotton
February 14, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 91.52 94.49 90.91 93.48 +196
May '24 92.05 95.28 91.37 94.38 +232
July '24 92.17 94.90 91.57 94.39 +221
Oct '24 86.08 86.49 86.05 86.49 +95
Dec '24 83.55 84.69 83.13 84.59 +98
Mar '25 83.70 84.65 83.70 84.60 +82
May '25 83.73 84.41 83.73 84.41 +78
July '25 83.54 84.12 83.54 84.12 +70
Oct '25 - - - 80.99 +71
Dec '25 78.18 78.49 78.18 78.49 +53
ICE estimated futures volume: 97,100
3月限と5月限はともにアメリカ時間になると上値を試す展開となった。
それぞれの高値は94.49/LB、95.28/LBを付け、最終的には3月限が196ポイント高の93.48/LB、5月限が232ポイント高の94.38/LBとなった。推定出来高は97,100枚。
【相場要因】
綿花相場は直近高値を更新しており強気基調が継続している。3月限の第一回受渡通知日が来週に迫る中、乗り換えを中心に出来高は堅調で5月限は同限月史上最多を記録した。本日の取引全体の67%がスプレッド取引となった。
大手投機筋の限月乗換期間中は概して未決済建玉は減少する傾向にあるとのことだが、前日の未決済建玉は1,389枚増加しており、本日は254,149枚で始まった。
技術的には更なる高値を試す勢いが残っているようでロングポジションの市場参加者は利確の好機を伺っている様子。一方で、一部の関係者は原綿から最終製品までの市況が綿花相場を反映しているとは考えておらず、当用買いが目立つ紡績筋は高値の原綿を買い付けて在庫にするリスクを危惧しているとみている。米綿の売れ行きも落ち着いてきており、旧正明けの実需の動向が注目される。
END