ICE No. 2 Cotton
February 26, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 94.78 96.58 94.78 96.58 +165
May '24 93.36 94.89 92.50 94.80 +131
July '24 92.40 93.74 91.70 93.68 +106
Oct '24 86.51 86.51 86.41 86.41 +113
Dec '24 83.06 84.10 82.61 84.01 +62
Mar '25 83.09 84.24 82.91 84.17 +62
May '25 83.65 84.14 83.49 84.14 +62
July '25 83.37 84.02 83.37 84.02 +62
Oct '25 - - - 81.10 +62
Dec '25 79.18 79.82 79.18 79.82 +65
ICE estimated futures volume: 42,000
5月限は寄り付き直後に値を下げたが、その後しばらくは小幅な値動きで推移した。アメリカ時間の朝には反発し、そのまま一本調子で値を上げて最終的には高値付近の94.80/LBで引けた。前日比165ポイント高となった。推定出来高は42,000枚。
【相場要因】
本日は綿花特有のファンダメンタルを欠く取引となった。技術的な要因を参考にした投機筋のロングポジションの積み上げを一因とする強気相場によって、需要家の買い付け意欲が削がれている様子。一方で中国国内紡績は安価な国内在庫を中心に買付をしている模様。またトルコからは伯綿や米綿の低級品を中心とした引き合いが報告されている。
その他の穀物相場やココアなどのソフトコモディティ、さらには原油も約1.4%値を上げる結果となった。
コーンなどの穀物相場では投機筋がショートポジションを抱えていることが報告されており、その一部が清算されたことが強材料となっていると見られる。
綿花相場も他商品相場の値動きの影響を受けていると見られるが、一方で、上述の通り綿花相場で積みあがっている投機筋のロングポジションと穀物相場でのショートポジションの動きが対照的であることに注目しているアナリストもいる。
END