ICE No. 2 Cotton
February 12, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 91.52 91.65 89.40 90.53 -125
May '24 91.99 92.44 90.15 91.30 -92
July '24 92.00 92.47 90.38 91.51 -71
Oct '24 84.85 85.15 84.82 85.15 -1
Dec '24 83.08 83.35 82.35 83.30 +8
Mar '25 82.99 83.57 82.69 83.51 +5
May '25 82.93 83.45 82.93 83.37 +1
July '25 82.80 83.16 82.80 83.16 unch
Oct '25 - - - 80.00 -38
Dec '25 77.45 77.68 77.45 77.68 +17
ICE estimated futures volume: 92,700
NY定期期近5月限は、寄り付き直後やや値を下げたが、その後は横ばいで推移した。米国での取引開始後もしばらくは小幅な値動きを見せたが、徐々に軟調な展開になった。本日の安値を付けたあと、一時値を戻す場面もありながら、最終的に前日比92ポイント安の91.30/LBで引けた。期近3月限も同様の値動きを見せ、最終的に前日比125ポイント安の90.53/LBにて引けた。推定出来高は、92,700枚。
【相場要因】
前日に引き続き10万枚近い取引量となった。ゴールドマンサックスのポジション限月乗り換えの4日目を迎えている。
一般的に大手投機筋のポジション整理が始まると出来高が増加する傾向にあるため、そのことが2日間の活発な取引の一因となっている。投機筋によるシステムトレードも市場の値動きを活発化させる要因となっていると考えるアナリストもいる。
また未決済建玉は前日から2日続いて減少している。
一方、本日はEFS/EFPの取引が活発で、期近3月限では5,000枚近いEFS取引があったとも報告されている。
これは旧正月休暇中にも関わらず、中国などから値決めのオーダーがあったもののよう。
投機筋中心の展開が続く中、前日の強気基調を受けて、一部の市場参加者が利益確定の売り注文を入れ、本日の下落の要因となった。今後投機筋がもう一度上値を試す展開も想像される。
株式市場や商品市場の参加者はFRBによる利下げ開始時期や利下げペースについての手がかりを探ろうと、今週発表の米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)に注目している。
End.