ICE No. 2 Cotton
January 30, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 84.50 84.93 83.65 84.78 +52
May '24 85.57 86.17 84.97 86.06 +49
July '24 86.58 86.90 85.79 86.83 +48
Oct '24 - - - 82.82 +42
Dec '24 81.19 81.36 80.62 81.27 +22
Mar '25 81.00 81.38 81.00 81.38 +17
May '25 81.12 81.24 81.09 81.24 +18
July '25 80.90 81.02 80.90 81.02 +16
Oct '25 - - - 79.22 +11
Dec '25 - - - 77.82 +1
ICE estimated futures volume: 48,500
3月限は寄り付きから方向感なく推移した。アジア時間夜からアメリカ時間の朝にかけて弱気基調になるもその後は買い戻されて強気に振れた。
最終的には52ポイント高の84.78/LBで引けた。推定出来高は48,500枚。
【相場要因】
綿花相場は投機筋のショートカバーに連動した相場付きになったとみられる。また穀物相場も強気に推移しており、綿花相場は追随した格好となった。
直近の実需はやや落ち着きをみせているものの、一時期の閑散とした商い状況からは少なからず改善している状況。本日も実商いが確認されており、紡績筋からの値決めが一部で確認された。米綿は過去9年で最小規模の生産量が予想されており、輸出は生産量に迫る勢いとのこと。今期の米綿のバランスシートがタイトであることから値段も底堅く、他の綿種との価格バランスを意識した紡績筋の動向が注目される。来期の伯綿の生産量は先月序盤の国営企業CONABの予想では310万トンと発表されたが、イールド向上に伴い上方修正される可能性があるとのこと。
米国では消費者信頼感指数が発表され約2年ぶりに高い水準を記録した。堅調な消費は雇用市場を反映しているとみられ、目先の雇用統計に関心が集まる。
END