ICE No. 2 Cotton
January 10, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 80.72 81.10 79.92 80.18 -55
May '24 81.80 82.12 81.09 81.33 -47
July '24 82.59 82.83 81.91 82.13 -44
Oct '24 80.73 80.73 80.16 80.31 -69
Dec '24 79.60 79.60 78.95 79.19 -26
Mar '25 79.46 79.55 79.46 79.54 -31
May '25 - - - 79.46 -32
July '25 - - - 79.31 -32
Oct '25 - - - 78.06 -32
Dec '25 - - - 76.81 -57
ICE estimated futures volume: 34,800
3月限は寄り付きからアメリカ時間の早朝にかけて横ばいに推移していたが、その後下落。
一時80セントを下回る展開になるもやや持ち直して最終的には55ポイント安の80.18/LBで引けた。
推定出来高は34,800枚。
【相場要因】
綿花相場は直近の強気相場から反転して値を下げた。明確な下げ材料を欠き、外部要因が影響したとみられる。原油価格は1.2%下落している。豪州では綿作地に慈雨がもたらされたことから、来期の生産量は450万俵になると見込まれており、見通しの改善が予想されている。今期の生産量は550万俵だったことから来期は減少傾向ではあるが、踏みとどまった様子。
ブルームバーグは需給報告を前に、米綿の生産量並びに輸出、世界の需給の数字は先月から大きな変更はないと予想しており、米綿の生産量は、1,277万俵という数字を打ち立てている。一方で現在、米国農務省が発表している格付報告書では1,150万俵の格付けで留まっており、これに加えて生産地の収穫状況やジンの進捗を考慮すると1,277万俵という生産量の予想に対して懐疑的な意見がみられる。また本日はパキスタン、中国そしてバングラデシュといった実需筋から現物の商売がみられ、やや需要の改善がみられるが、こうした内容は綿花相場を下支えするには至らなかった模様。
明日発表される週間輸出成約報告は、年末年始の1週間が反映されるため、大きな数字は期待できないが、先週比で改善が見込まれている。
END