ICE No. 2 Cotton
DECEMBER 28,2023
Open High Low Settle Change
Mar '24 80.48 81.30 80.19 80.95 +42
May '24 81.48 82.25 81.33 81.90 +34
July '24 82.14 82.82 82.10 82.42 +23
Oct '24 - - - 79.17 +24
Dec '24 78.50 79.14 78.40 78.74 unch
Mar '25 78.90 78.95 78.90 78.95 -2
May '25 - - - 78.84 -2
July '25 - - - 78.77 -2
Oct '25 - - - 77.52 -4
Dec '25 - - - 76.57 -6
ICE estimated futures volume: 22,000
NY定期3月限は前日と同程度で寄り付くと、小幅な値動きで推移した。米国での取引が始まると一時的に値を上げ、本日の高値を付けたが、その後やや値を戻し、最終的に前日比42ポイント高の80.95/lbにて引けた。推定出来高は22,000枚。
【相場要因】
綿花相場は本日の上昇で引け値ベースで4日続伸となった。じりじりと下値を切り上げてきており、結果的に本日時点で、直近の安値圏(78-79セント付近)からおよそ2セントから3セント上昇した形になる。
しかしながら、実需の動きは依然として弱く、新規のオーダーが入っているというよりは、押し目での紡績筋による値決めなどが相場の下支えとなっている模様。
また、投機筋を中心とするショートポジションの清算も強材料として相場を押し上げる要因になっていると思われる。
一方で、高値圏に近付くと、ロングポジションを抱える投機筋の利益確定や百姓の値決めを背景とする売りの圧力がかかり、上方への勢いを弱めていると考えられる。
本日発表されたCFTC On-Callレポートでは、現地12月22日週時点で期近3月限のOn-Callの売りが約4,800枚減少し、同時にOn-Callの買いが約800枚減少していることが報告されている。
現地25日が祝日だったため、米国農務省週間輸出成約報告は明日発表される予定となっている。
END.