ICE No. 2 Cotton
January 29, 2024
Open High Low Settle Change
Mar '24 84.46 85.21 83.86 84.26 -11
May '24 85.63 86.41 85.15 85.57 -6
July '24 86.34 87.07 85.90 86.35 +3
Oct '24 82.50 82.66 82.40 82.40 +34
Dec '24 80.85 81.40 80.69 81.05 +43
Mar '25 81.13 81.33 80.91 81.21 +51
May '25 80.97 81.17 80.95 81.06 +51
July '25 80.95 81.00 80.86 80.86 +49
Oct '25 - - - 79.11 +49
Dec '25 - - - 77.81 +49
ICE estimated futures volume: 54,100
3月限は寄り付きから横ばいに推移し、アメリカ時間になると一時上値を試し、85.21/LBを付けるもその後下落。
最終的には11ポイント安の84.26/LBで引けた。推定出来高は54,100枚。
【相場要因】
米国が絡んだ中東情勢の緊張は穀物相場全般にリスクオフムードをもたらしており綿花相場も影響を受けている様子。また穀物セクターの実需も弱気ムードをもたらしているとのこと。一方で、綿花相場は他の穀物相場と比較すると技術的には引き続き抵抗線・支持線の範囲内に収まっており、トレンドもやや上向きであることから、一時的な下げとみるアナリストのコメントも見られた。
85セントを上回る展開になれば綿花生産者の売り意欲が刺激されると見られる一方で、地場の綿花価格が底堅いパキスタンといった国を除いて、実需筋からの引き合いは静かになっている。中国は旧正月が迫りややペースダウン気味。投機筋は利益確定の売りに加えて、新規のショートポジションを積み上げている様子。明日からは大手投機筋の3月限月の乗換が予定されており、ゴールドマンサックスは2/7から5日間にわたって乗換に参入するとのこと。
マクロ指標では、明日と明後日に開かれるFOMCの会合や2月の初旬の雇用統計に加えて、企業の決算の動向に注目が集まっている。
END