ICE COTTON FUTURES
SEPTEMBER 9, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 63.05 63.33 63.05 63.35 +.16
Dec 20 63.88 64.33 63.40 64.20 +.18
Mar 21 64.98 65.34 64.83 65.18 +.13
May 21 65.78 66.12 65.30 65.95 +.13
Jul 21 64.49 66.82 66.03 66.64 +.13
Oct 21 - - - 65.55 +.35
Dec 21 64.88 65.09 64.67 64.90 +.02
Mar 22 - - - 65.87 +.02
May 22 66.52 66.52 66.47 66.50 +.05
Jul 22 66.99 67.60 66.99 67.02 +.22
ICE estimated futures volume:26,100
NY定期12月限は、前日引値から若干値を下げて寄り付いた後、一時値を戻す場面も見られたが、暫くは軟調な展開で推移。しかし米国現地早朝から値を戻していき、最終的に前日比18ポイント高の64.20/LBで引けた。
出来高は、26,100枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は、先日、米国が新疆ウイグル自治区で生産された綿花を使用した中国産綿製品の輸入禁止措置を検討しているとの報道がなされた影響もあり、市場関係者の間で今後の動向を見極めたいというような値動きとなった。技術的には40日移動平均価格をベースに上昇基調に入ってはいるが、「実需が弱い中で投機的な資金流入による相場付き」と一部アナリストからは言われている。
本日取引開始前の未決済建玉は前日よりも2,747枚増加していたことから、昨日の取引においては主にショートポジションの増加と紡績筋による値決めが行われた一方で、ロングポジションの積み増しは止まりつつある状況。本日の実需筋においては比較的価格の安いブラジル綿や西アフリカ綿を除いては、あまり商売が見られなかったが、63.50/LB-64.00/LBの値幅で紡績筋と生産者による値決めが比較的多く見られたとの報告が上がっている。
一方、米国株式市場ではダウ平均株価とNASDAQ総合がともに4日ぶりに値を上げた。前日まで大きく値が下がっていたハイテク関連銘柄に買い戻しの動きがあった模様。
また西テキサスでは寒冷前線の影響から季節外れの天気が続いており、夜は記録的な寒さとなっている。そのため収穫前の綿花の生育に遅れが生じるなど、影響が懸念されている。
米国現地9月11日に米国農務省より月間需給報告と週間輸出成約報告が発表される予定。
END.