ICE COTTON FUTURES
SEPTEMBER 1, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 64.94 65.61 64.88 64.66 +.25
Dec 20 65.09 66.44 65.04 65.40 +.24
Mar 21 66.06 67.30 66.06 66.31 +.26
May 21 66.76 67.90 66.76 67.07 +.32
Jul 21 67.27 68.32 67.27 67.64 +.37
Oct 21 - - - 66.64 +.45
Dec 21 65.50 66.27 65.50 65.90 +.46
Mar 22 67.23 67.23 67.15 66.95 +.42
May 22 - - - 67.55 +.42
Jul 22 - - - 67.85 +.42
ICE estimated futures volume:31,800
NY定期12月限は、寄り付き後から上伸し続け、米国現地午前に一時本日最高値の66.44/LBを付けた。しかし、その後、引けにかけて急落し、最終的に前日比24ポイント高の65.40/LBで引けた。
出来高は、31,800枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は2営業日続伸。出来高も比較的多く、8月24日以来30,000枚を超えた。未決済建玉は本日取引開始前において約3,000枚増加しており、引き続き投機筋による買いが入っている様子。
中国の国家発展改革委員会(NATIONAL DEVELOPMENT AND REFORM COMMISSION)が2020年末までの新規原綿輸入割当数量を40万トン設けることを発表。米中第一段階合意に基づく米綿の買付が行われるのではという思惑が本日の相場に強気材料として働いたと思われる。さらにパキスタンではモンスーンの影響で大雨が降っており、洪水など綿作地での被害が報告されている。米国農務省による最新需給報告書では同国の生産量は650万俵となっている。
その他の米国穀物市場では主要銘柄全て値を上げて引けた。米国株式市場もダウ平均株価が前日比215.61ドル高の28,645.66ドルで引けた。米国の製造業に関する経済指標が市場予想を上回ったことを好感したほか、ハイテク銘柄を中心に買いが広がったことで値を上げた。NASDAQ総合も過去最高値を更新した。
米国現地9月3日に週間輸出成約報告が発表される予定。
END.