ICE COTTON FUTURES
September 17, 2020, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 64.97 64.97 64.43 64.35 -.62
Dec 20 66.37 66.55 65.64 65.85 -.52
Mar 21 67.38 67.38 66.51 66.79 -.39
May 21 67.70 67.98 67.26 67.55 -.25
Jul 21 68.19 68.51 67.92 68.18 -.16
Oct 21 - - - 66.88 -.13
Dec 21 66.50 66.50 66.03 66.18 -.12
Mar 22 66.93 67.53 66.93 67.23 +.04
May 22 - - - 67.68 +.06
Jul 22 - - - 68.01 +.18
ICE estimated futures volume:20,800
NY定期12月限は、前日引値と同値水準で寄り付くとやや弱含みで推移。米国現地で取引が本格的になると50ポイント近く値を下げ、最終的に前日比52ポイント安の65.85/LBで引けた。
出来高は、20,800枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は期近12月限が3営業日続落し、この3日間で77ポイント下落した。4日前には今年2月以来の最高値を付けるなど、上昇基調の相場付きだったため、揺り戻しが起こったと見られる。しかしハリケーン・サリーがもたらした綿作地への被害状況を見極めたいという思惑も入り、弱気筋も慎重な動きを見せた様子。一部アナリストによると、投機筋による穀物市場への資金流入や不安定な状態が続く綿作地における天気などが潜在的な強材料として引き続き相場を牽引するのではとも見られている。実需筋ではあまり動きがみられず、紡績筋による期近や先物の値決めが少々見られた模様。
また本日、米国現地午前に米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。2020/2021CROPの船積数量は前週比15%減だった一方で新規成約数量が前週比280%増と大きく成約数量を伸ばした。しかし、その内訳を見ると、80%以上が中国向けと突出しており、米中対立が激しさを増す中、綿花市場においてリスクを孕んだ状況は続いている。
一方、米国株式市場ではダウ平均株価が前日比130.40ドル安の27,901.98ドルで引けた。米国の追加経済対策に関する法案成立が遅れていることや、新型コロナウィルスワクチンの早期普及への期待感が後退したことなどが弱材料として働き値を下げた。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending September 10, 2020);
2020/2021CROP
アップランド
成約:523,600俵 (中国 440,900俵 / メキシコ 20,000俵 / パキスタン 11,900俵)
キャンセル:▲4,000俵 (中国 ▲2,300俵 / 日本 ▲1,700俵)
船積:187,900俵 (中国 95,800俵 / ベトナム 26,200俵 / インドネシア 15,300俵)
ピマ
成約:28,000俵 (中国 12,600俵 / インド 7,600俵 / ベトナム 5,700俵)
キャンセル:なし
船積:16,500俵 (ベトナム 6,700俵 / 中国 4,000俵 / バングラディッシュ 1,700俵)
2021/2022CROP
アップランド
成約:なし
ピマ
成約:なし
END.