ICE COTTON FUTURES
September 16, 2020, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 65.43 65.43 65.21 64.97 -.42
Dec 20 66.44 66.88 66.10 66.37 -.07
Mar 21 67.14 67.62 66.97 67.18 -.06
May 21 67.57 68.22 67.57 67.80 -.04
Jul 21 68.10 68.75 68.10 68.34 -.04
Oct 21 67.48 67.48 67.48 67.01 +.05
Dec 21 66.02 66.61 66.02 66.30 +.04
Mar 22 67.25 67.43 67.25 67.19 +.02
May 22 - - - 67.62 +.03
Jul 22 - - - 67.83 +.03
ICE estimated futures volume:16,900
NY定期12月限は、前日同値水準で寄り付いた直後は値を下げたが、暫くすると値を戻し、その後は方向感なく推移。米国現地で取引が本格的になってからも小幅な値動きのまま、最終的に前日比7ポイント安の66.37/LBで引けた。
出来高は、16,900枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は綿花特有のファンダメンタルズ乏しく、比較的閑散とした取引が続いた。期近12月限は最高値が67.00/LBに迫る66.88/LBを付けたが、67.00/LBを上回るほどの材料がなかった様子。未決済建玉は昨日よりも1,118枚増加し、期近12月限、3月限共に増加していた。
先日、メキシコ湾で発生したハリケーン・サリーが昨晩「カテゴリー2」となって、ゆっくりとサウスイースト地域を通過し、アラバマ、フロリダ・パンハンドル地域、ジョージアに激しい雨をもたらしている。綿作地にも激しい雨が観測されており、被害を受けている地域では綿花の品質劣化は避けられそうにない模様。Yieldに対する影響は現時点では不透明だが、下がる可能性もあると一部では言われている
一方、米国株式市場ではダウ平均株価が前日比38.78ドル高の28,032.38ドルで引けた。米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文にて「景気回復を確認するまでゼロ金利政策を続ける」と表明したことを好感。しかし、21年22年の経済見通しが前回公表時よりも弱かったため投資家の警戒心を誘い、取引時間終盤に値を消す展開となった。
米国現地9月17日に米国農務省より週間輸出成約報告が発表される予定。
END.