ICE COTTON FUTURES
September 25, 2020, 2020
Open High Low Close Change
Dec 20 65.34 66.18 65.15 65.95 +.49
Mar 21 66.27 66.86 65.95 66.66 +.41
May 21 67.06 67.51 66.76 67.35 +.36
Jul 21 67.87 68.13 67.43 68.00 +.37
Oct 21 - - - 67.36 +.40
Dec 21 66.00 66.25 65.56 66.04 +.22
Mar 22 - - - 67.07 +.21
May 22 - - - 67.49 +.21
Jul 22 - - - 67.79 +.21
Oct 20 - - - 65.74 +.21
ICE estimated futures volume:18,400
NY定期12月限は前日引値水準で寄り付くと、やや強含みで推移。米国現地にて取引が本格的になってからは暫くもみ合い相場が続き、その後引けにかけて上伸。最終的に前日比49ポイント高の65.95/LBで引けた。
出来高は、18,400枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は期近12月限が2営業日続伸、週間では29ポイント高で引けた。綿花特有のファンダメンタル乏しく、閑散な取引が続いた。技術的に見ると、トレンドラインを下値支持線としたときの上昇基調は今も尚続いている。引値においては66.00/LBの心理的抵抗線付近にまで接近し、10日移動平均価格をも上回ったことから、次の上値を試すような展開に入ったように見える。また本日の未決済建玉は990枚超減少しており、前日の取引において恐らくショートポジションのカバーが入ったと思われる。実需筋では殆ど動きは見られず、生産者側による値決めや中国向けに米綿の引き合いが散見された程度の模様。
本日の取引終了後、CFTCレポートが報告された。9月22日までの週で、投機筋/ファンド筋のロングポジションが2,416枚増加、ショートポジションも933枚増加しネットロングポジションが1,483枚増加した。一方、生産者/トレーダーのロングポジションは575枚減少、ショートポジションも1,141枚減少し、ネットショートポジションは566枚増加した。前週に比べ、変動幅の少ない週となった。
西テキサスでは週末にかけて気温が高く、乾燥した天気が予報されている。只、綿花の収穫作業が本格化するのは10月中旬以降と見られている。また日曜日辺りから冷たい前線の影響で、平均気温を下回る肌寒い日が来週いっぱい続く見込みで、綿作地ではボールの生育スピード/成熟度に影響が及ぶことが懸念されている。一方、南テキサスでは例年通りの晴れた穏やかな天気が広がっており、週間予報でも雨は降らない見込み。綿作地でも順調に作業が進んでいる様子。
END.