ICE COTTON FUTURES
September 10, 2020, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 64.37 64.45 64.37 63.96 +.61
Dec 20 64.20 65.25 64.18 64.81 +.61
Mar 21 65.20 66.22 65.20 65.82 +.64
May 21 66.05 67.02 66.05 66.63 +.68
Jul 21 67.25 67.70 67.10 67.34 +.70
Oct 21 - - - 66.21 +.66
Dec 21 65.79 65.88 65.40 65.51 +.61
Mar 22 - - - 66.47 +.60
May 22 - - - 67.10 +.60
Jul 22 - - - 67.62 +.60
ICE estimated futures volume:20,800
NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付くと、緩やかに値を上げていき、米国現地時間午前に本日の最高値65.25/LBを付けた。その後は引けにかけて調整の売りが入り、最終的に前日比61ポイント高の64.81/LBで引けた。
出来高は、20,800枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は、2営業日続伸。期近12月限は一昨日97ポイント下げたが、ここ2日間で79ポイント戻す格好となった。市場関係者の間では、明日米国農務省から発表される9月度月間需給報告書と週間輸出成約報告の内容を見極めたいという動きが多かった様子。先日ルイジアナ州に直撃したハリケーンによる被害と西テキサスで広がる干ばつの影響から、米綿生産量に下方修正がなされるのではとの予想が多い。アナリストによる事前予想平均では米綿生産量は17.6百万俵と前月比▲0.5百万俵となっている。
またパキスタンにおいても一部地域で発生した洪水の被害により生産量が下方修正されるのではと言われている。一方、消費量に変化はないとの見方が多い。
米国株式市場ではダウ平均株価が前日比405.89ドル安の27,534.58ドルで引けた。共和党が提案した5,000億ドル規模に及ぶ追加の経済対策法案が米上院で否決されたことを嫌気した模様。また朝方発表された9月5日終わりの週の新規失業保険申請件数が前週からほぼ変わらず、市場予想より多かったことも相場の重しとなった。
西テキサスでは昨日、今日と日中でも最高気温が摂氏10度前後と平均気温を16度近く下回る記録的な寒さが続いている。生産者はこの寒さにより収穫前のコットンボール内の繊維の成長に影響が及ぶことを懸念している様子。
END.