ICE COTTON FUTURES
September 18, 2020, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 - - - 64.16 -.19
Dec 20 65.82 66.14 65.20 65.66 -.19
Mar 21 66.89 67.04 66.19 66.58 -.21
May 21 67.52 67.72 66.98 67.35 -.20
Jul 21 68.42 68.42 67.69 68.01 -.17
Oct 21 - - - 66.97 +.09
Dec 21 66.40 66.40 65.66 65.97 -.21
Mar 22 66.92 66.92 66.92 67.02 -.21
May 22 - - - 67.47 -.21
Jul 22 - - - 67.77 -.24
ICE estimated futures volume:17,600
NY定期12月限は、寄り付き後は暫く動意薄で推移。米国現地で取引が本格的になると70ポイントほど値を下げ本日の最安値65.20/LBを付けた。引けにかけて値が戻り、最終的に前日比19ポイント安の65.66/LBで引けた。
出来高は、17,600枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は綿花特有の材料乏しく、期近12月限が4営業日続落。一方、週間では85ポイント上昇した。米国ハリケーンセンターの報告によると、昨日夕刻にてメキシコ湾西部で新たなトロピカル・ディプレッション(TD-22)が発生。今後さらに勢力を強め、本日熱帯低気圧(TS Beta)に発達したあと、北西方向へ曲がり、テキサス州沿岸に向かう可能性が高いと予報されている。南テキサスでは週末にかけて秋の空模様が広がり、平均気温をやや下回る日が予報されている。収穫作業は順調に進んでいるが、来週頭頃にメキシコ湾から湿った空気が流れ込み天気が崩れるため、収穫を急いでいる様子。南東部では引き続きハリケーン・サリーによる綿作地の被害状況に関する調査が行われている。直撃した地域では暴風雨によってコットンボールが落下し収穫できない状態になっているとの報告が上がっている。
また本日取引終了後、CFTCレポートが報告された。ハリケーン・サリーが上陸した14日(月)を含む9月15日までの週で、投機筋/ファンド筋がショートポジションのカバーを行ったことからショートポジションが3,595枚減少し、ネットロングポジションが3,364枚増加した。一方、生産者/トレーダーのロングポジションは340枚増加、ショートポジションも5,619枚増加し、ネットショートポジションは5,279枚増加した。先週の生産者/トレーダーの新規ロングポジションの増加は主に中国向け成約に紐づいたものである可能性が高いと言われている。
米国株式市場ではダウ平均株価が続落し、前日比244.56ドル安の27,657.42ドルで引けた。米政府が中国企業の一部アプリのダウンロードを禁止することを発表。米中対立がさらに深まることを嫌気し値を下げた。また株式市場を牽引していた主要ハイテク銘柄が売られていることも相場の重しとなった模様。
END.