ICE COTTON FUTURES
SEPTEMBER 3, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 63.79 63.79 63.53 63.56 -.62
Dec 20 64.96 65.15 64.13 64.28 -.68
Mar 21 66.01 66.02 65.10 65.29 -.59
May 21 66.84 66.88 65.99 66.15 -.61
Jul 21 67.54 67.58 66.70 66.91 -.55
Oct 21 - - - 65.63 -.82
Dec 21 65.70 65.83 64.94 65.18 -.51
Mar 22 66.51 66.54 66.11 66.28 -.40
May 22 67.01 67.09 66.93 67.01 -.09
Jul 22 67.30 67.50 67.30 67.46 +.16
ICE estimated futures volume:30,400
NY定期12月限は、寄り付き後は動意薄で推移。米国現地にて取引が本格的になると値を下げ、最終的に前日比68ポイント安の64.28/LBで引けた。
出来高は、30,400枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は2営業日続落。詳細は後述するが、米国農務省より発表された週間輸出成約報告において、新規成約数量が前週比16%減、船積数量は前週比1.3%減とまずまずの結果ではあったが、市場関係者の想定内だったこともあり、本日の相場に対しては弱材料として働いたと見られる。また、金融緩和への期待から、米国株式市場ではここ数日ハイテク銘柄を中心に投機色の強い相場が続いていたが、本日は利益確定売りが先行。ダウ平均株価は下げ幅が一時前日比1,000ドルを超すなど、金融市場全体がリスクオフモードとなり、綿花相場もその影響を受けて値を下げたのではと見られている。
一方、実需筋では値が下がったことにより紡績筋による値決めが一部報告されている。中国の紡績筋からは先日2020年末までの新規輸入割当が発表されたこともあり、High Gradeの海外綿種への引き合いも散見された。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending August 27, 2020);
2020/2021CROP
アップランド
成約:163,400俵 (中国 87,900俵 / ベトナム 33,000俵 / トルコ 17,000俵)
キャンセル:▲31,900俵 (中国 ▲26,400俵 / ベトナム ▲4,900俵 / 日本 ▲200俵 / マレーシア ▲200俵 / パキスタン ▲200俵)
船積:273,900俵 (中国 132,200俵 / ベトナム 33,700俵 / トルコ 27,900俵)
ピマ
成約:17,400俵 (インド 8,900俵 / パキスタン 3,900俵 / 中国 3,400俵)
キャンセル:▲100俵 (インド ▲100俵)
船積:12,100俵 (中国 3,500俵 / インド 3,000俵 / パキスタン 1,700俵)
2021/2022CROP
アップランド
成約:なし
ピマ
成約:なし
END.