ICE COTTON FUTURES
September 23, 2020, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 63.38 63.59 63.38 63.76 -.08
Dec 20 65.31 65.46 64.80 65.25 -.29
Mar 21 66.33 66.36 65.75 66.14 -.33
May 21 67.02 67.14 66.56 66.93 -.35
Jul 21 67.85 67.86 67.34 67.64 -.34
Oct 21 - - - 66.85 -.09
Dec 21 65.70 65.88 65.40 65.85 -.10
Mar 22 66.82 66.82 66.82 66.92 -.10
May 22 - - - 67.34 -.10
Jul 22 - - - 67.64 -.10
ICE estimated futures volume:14,900
NY定期12月限は、前日同値水準で寄り付くと、弱含みで推移し、一時、本日最安値64.80/LBを付けた。その後は65.00/LBを下回ると反発といった動きを繰り返し、最終的に前日比29ポイント安の65.25/LBで引けた。
出来高は、14,900枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場はファンダメンタル乏しく、閑散とした取引が続き、出来高も8月17日の12,500枚に次いで少ない14,900枚だった。期近12月限は先週月曜日に急騰した後、9月22日を除き、連日値を下げており、その間の下落幅は137ポイントとなった。技術的には20日移動平均価格65.28/LBをやや下回って引けているが、中・長期移動平均価格は上回った展開は続いている。実需筋では主に中国向けに米綿中心の成約が見られたとの報告が上がっている。
また本日は、そのほかの主要穀物市場や米国株式市場でも価格が下落。欧州における新型コロナウィルス再拡大に対する規制強化や米国の追加経済対策法案の成立に見通しが立っていないことなどから、世界経済の先行きに不透明感が高まっており、ダウ平均は前日比525.05ドル安の26,763.13ドルで引けた。
サウステキサス沿岸に近い地域では熱帯低気圧「ベータ」による大雨の影響で、河川の氾濫や洪水が発生。綿作地でも場所によっては水が引いておらず、作業を一時中断しているとの報告も上がっている。メンフィス地域では「ベータ」が過ぎ去った後も、明日までに1−3インチ(約25—76ミリ)、デルタ一部地域では5インチ(約127ミリ)の雨が予報されており、綿作地では雨が降る前に出来る限り多く収穫作業を行っている様子。
米国現地9月24日に米国農務省より週間輸出成約報告が発表される予定。
END.