2020年9月23日水曜日

NY FUTURES SEPTEMBER 22,2020

ICE COTTON FUTURES

September 22, 2020, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Oct 20 63.92 64.31 63.56 63.84 +.10

Dec 20 65.25 65.95 65.00 65.54 +.30

Mar 21 66.37 66.89 65.94 66.47 +.23

May 21 67.19 67.70 66.83 67.28 +.20

Jul 21 68.05 68.32 67.55 67.98 +.21

Oct 21   -     -     -   66.94 +.20

Dec 21 66.00 66.33 65.62 65.95 +.20

Mar 22 67.02 67.02 66.94 67.02 +.19

May 22 67.43 67.43 67.43 67.44 +.19

Jul 22   -     -     -   67.74 +.19

ICE estimated futures volume:16,000

 

NY定期12月限は、寄り付き後から、引けまで終日方向感なく推移し、最終的に前日比30ポイント高の65.54/LBで引けた。

出来高は、16,000枚。

 

【相場動向要因】

 

本日の米国綿花市場は期近12月限が小反発し6営業日ぶりに値を上げた。綿花特有の材料は乏しい中、終始閑散とした取引が続いた。実需筋では少ないながらも紡績筋による値決めが行われた他、中国からは引き続き米綿やそのほかの綿種の買付が見受けられたとの報告が上がっている。

 

熱帯低気圧「ベータ」がテキサス沿岸地域からデルタ/サウスイースト地域にかけて大雨をもたらしており、既にオープンしているコットンボールへの影響が懸念されている。またハリケーン「サリー」による綿作地での被害数量も当初予想されていた10万から30万俵を上回る可能性が濃厚とも言われている。さらにギリシャでは先週末1969年以降、観測史上最も強いハリケーンの一つ「イアノス(Ianos)」がギリシャ中部を直撃。広い地域で大雨と洪水が発生し、綿作地にも被害が及んでいる様子。

 

一方、米国株式市場でもダウ平均が4営業日ぶりに反発し、前日比140.48ドル高の27,288.18ドルで引けた。欧州における新型コロナウィルスの感染再拡大による規制強化が相場の重しとなったが、影響の少ないハイテク関連銘柄を中心に買いが入ったことで値を上げた模様。また本日、米国下院にて中国・新疆ウイグル自治区からの輸入を禁止する「ウイグル強制労働防止法」が可決されたが、相場に対しての影響は限定的だった。

 

END.