2020年6月15日月曜日

NY FUTURES JUNE 12,2020

ICE COTTON FUTURES

Jun 12, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Jul 20 60.02 60.38 59.48 59.84 -.18

Oct 20 59.77 60.25 59.77 59.58 -.57

Dec 20 59.40 59.63 58.88 59.03 -.46

Mar 21 60.37 60.37 59.47 59.58 -.44

May 21 60.68 60.68 59.92 59.98 -.35

Jul 21 60.49 60.72 60.25 60.28 -.27

Oct 21   -     -     -   60.53 +.24

Dec 21 59.23 59.65 58.95 58.98 -.31

Mar 22   -     -     -   59.88 -.31

May 22   -     -     -   60.48 -.31

ICE estimated futures volume:26,600

 

NY定期7月限は、前日同値水準で寄り付くと、徐々に値を下げていき、59.60/LBあたりで推移。米国時間早朝から値が切りあがり、心理的抵抗線の60.00/LBを意識した展開が続いたが、引けにかけて急落し、最終的に前日比18ポイント安の59.84/LBで引けた。

出来高は、26,600枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場では綿花特有の材料が乏しく、比較的閑散とした取引が続いた。現物取引でも、安価なインド綿の購入が一部行われている以外、目立った動きがなかった模様。また本日の引値で期近7月限と12月限の逆鞘がさらに開き、7月限から12月限へのショートポジションの乗換に苦慮しているトレーダーらがいる様子。また一部市場参加者からは、この逆鞘の広がりは7月限に認証在庫の大きな受け手が存在していることを示唆しているのではと言われている。ちなみに認証在庫は28,570俵と、約286枚分の契約に増加し、また昨日時点での期近7月限の未決済建玉は29,405枚となっている。

 

一方、米国穀物市場では全面的に値を上げたほか、米国株式市場でも新型コロナウィルス第2波による景気悪化を懸念し前日大幅安を記録したダウ平均株価が、割安感の出た銘柄が買われた結果、477ドル高の25605.54ドルで引けた。

 

END.