ICE COTTON FUTURES
Jun 16, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 59.40 60.38 59.15 60.07 +1.06
Oct 20 59.59 59.83 59.26 59.77 +1.12
Dec 20 58.35 59.37 58.35 59.08 +.73
Mar 21 59.24 59.95 59.00 59.54 +.53
May 21 59.97 60.43 59.63 60.07 +.51
Jul 21 60.40 60.58 60.05 60.49 +.52
Oct 21 - - - 59.99 -.23
Dec 21 58.93 59.25 58.89 59.06 +.47
Mar 22 - - - 59.96 +.47
May 22 - - - 60.66 +.57
ICE estimated futures volume:24,000
NY定期7月限は、前日引値水準からやや値を上げて寄り付くと、じりじりと値を上げ、米国現地早朝には心理的抵抗線の60.00/LBまで到達。その後、50ポイント近く値を戻したが、引けにかけて急伸し最終的に前日比106ポイント高の60.07/LBで引けた。
出来高は、24,000枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は期近7月限が7営業日ぶりに反発。綿花特有の材料は乏しい中、5月の米小売売上高が市場関係者の予測を大幅に上回る前月比17.7%増と過去最大の伸びを記録したほか、米トランプ大統領が景気刺激策の一環として1兆ドル規模のインフラ整備事業を検討していると報じられたことなどが好感され、米株式市場とともに値を伸ばした。新型コロナウィルス第2波の影響で北京がロックダウン対象地域を拡大、また北朝鮮が韓国との共同連絡事務所を爆破など、弱材料となる報道もあったが、相場への影響は限定的だった。一方、米穀物市場は全面的に値を下げて引けた。
また本日の引値で期近7月限と12月限の逆鞘が6月1日以来の広がりを記録したことで、ショートポジションの限月乗換に苦慮しているトレーダーらが居る中、7月限の認証在庫を受ける存在に関する噂が現実味を帯びてきている。
現物の商売では目立った動きはなかったようだが、この値動きで一部7月限と12月限の値決めが入った模様。
米国現地6月18日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。
END.