ICE COTTON FUTURES
Jun 26, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 61.50 61.50 60.10 60.55 -1.26
Oct 20 59.75 60.60 59.67 60.26 -.13
Dec 20 59.61 59.85 59.26 59.50 -.20
Mar 21 60.18 60.46 59.89 60.16 -.16
May 21 60.37 60.85 60.35 60.61 -.12
Jul 21 60.82 61.12 60.60 60.91 -.10
Oct 21 - - - 60.04 -.19
Dec 21 59.50 59.65 59.00 59.34 -.29
Mar 22 - - - 60.26 -.23
May 22 - - - 60.91 -.23
ICE estimated futures volume:8,600
NY定期12月限は、寄り付きから方向感乏しく小幅な値動きで推移し、最終的に前日比20ポイント安の59.50/lbで引けた。
出来高は、8,600枚。
【相場動向要因】
綿花特有のファンダメンタルは依然として乏しく、本日の取引量も8,600枚と少ない中、比較的静かな相場展開となった。
未決済建玉も、全体でおよそ158,900枚で、6年ぶりの低水準となっている。
本日のCFTCレポートでも、現地6月23日時点で、生産者/トレーダー筋のロングポジション・ショートポジションとも11,000枚程度減少していることが確認できる。
米国などの新型コロナウイルスの感染者数が大きく増加し、米国で経済活動を再開していた州の一部が、経済活動再開のステップを中断、あるいは、規制の再強化を実施する、との報道がされたことが、米国株式市場などに弱材料として影響し、価格を下落させた。テキサス州でも、バーの営業停止やレストランなどの入店制限強化などが発令されている。
本日のダウ平均株価は前日比730.05ドル価格を下落させて引けている。
また、米国主要穀物相場も軒並み値を下げて引けている。
綿花相場では、上述の通り、実需筋によるポジション解消が進み、現物取引も乏しい中、他の穀物相場や米国株式の影響を受けて価格を下落させた。
綿花市場の参加者の関心は、現地6月30日に米国農務省から発表される作付面積報告に寄せられている。
END.