ICE COTTON FUTURES
June 2, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 60.30 61.15 60.00 60.37 +.31
Oct 20 59.18 59.63 59.18 59.35 +.78
Dec 20 58.72 59.70 58.70 59.50 +.79
Mar 21 59.38 60.24 59.30 59.95 +.71
May 21 59.63 60.60 59.56 60.21 +.72
Jul 21 59.95 60.95 59.85 60.51 +.67
Oct 21 - - - 59.50 +.56
Dec 21 58.66 59.63 58.65 59.20 +.56
Mar 22 - - - 60.10 +.51
May 20 - - - 60.85 +.46
ICE estimated futures volume:44,200
NY定期7月限は、寄り付きから方向感乏しく推移し、最終的に前日比31ポイント高の60.37/LBで引けた。
出来高は、44,200枚。
【相場動向要因】
大きく価格を上昇させた翌日、一転して寄り付きから小幅な価格推移での展開となった。
前日の価格上昇は、紡績筋を中心とした値決めのオーダーに起因するものであった模様。
一方で、一部のアナリストは、本日の期近7月限の未決済建玉が5,208枚の減少に留まったことから、期近7月限のボラティリティが再び高まり、第一回受渡通知日に向けて、大きな値動きを起こす可能性も否定しきれないと見ている。
本日の米国株式相場は、米国での黒人男性暴行死に対するデモの拡大や米中関係の緊張の高まりなど、不安材料もある中、米国経済回復に対する期待感が先行し、強気な価格推移となった。本日のダウ平均株価は、前日比267.63ドル価格を上昇させて引けている。
また、OPEC加盟国・非加盟国で構成された「OPECプラス」で原油の協調減産期間延長が検討されているとの報道から、原油の需給バランス改善への期待感が高まり、原油価格を上昇させた。
本日のCotton outlookレポートでは、綿花の作付が進んでいる西テキサスにおいて、これまでに一部地域での降雨が観測されてはいるものの地域全体では、高温・乾燥な気候が続いており、ドライランド地域を中心に、土壌湿度レベルの低下が懸念されるとも述べられている。
現地6月1日に発表された週間作付進捗報告および作況報告では、テキサス州全体で63%の作付進捗で、着蕾率は13%、作況は、Good/Excellentの割合が、30%と報告されていた。
米国現地6月4日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。
END.