ICE COTTON FUTURES
February 15, 2022
Open High Low Close Change
Mar 22 123.19 123.45 122.50 123.04 +.11
May 22 120.61 121.25 120.23 120.78 +.17
Jul 22 117.85 118.45 117.47 118.03 +.14
Oct 22 - - - 107.64 +.06
Dec 22 103.50 104.31 103.13 104.08 +.54
Mar 23 100.69 101.21 100.40 101.05 +.56
May 23 97.36 97.90 97.31 97.90 +.50
Jul 23 94.35 94.85 94.30 94.85 +.55
Oct 23 - - - 88.00 +.50
Dec 23 82.15 82.25 82.15 82.20 +.05
ICE estimated futures volume:39,000
5月限は寄付きから小高く推移し、121セント台に乗ったあたりで下落。一時120セント付近まで値を下げたが、持ち直した。その後は動意薄で推移。結果、前日比17ポイント高の120.78/LBで引けた。推定出来高は39,000枚。
【相場動向要因】
綿花相場は独自の要因を欠きながらも、ウクライナ情勢の緊迫感が薄れ、商品相場全体で軟調な動きが目立ち、綿花相場の重荷となった。
ロシア軍がウクライナ国境近くから一部引き上げたことから、ロシア軍が侵攻しないとの見方も強まり、供給網の混乱への懸念が和らいだ。
アメリカの来季の植え付け動向は引き続き議論の的となっている。米国西部を中心に気候変動の影響かここ20年は1200年間の間で最も乾燥した20年であったとのことで、綿作の中心地である西テキサスの今後の動向に注目が集まる。昨年も植え付け前まで干ばつ状態であったが、植え付け時期の終盤辺りで慈雨に恵まれた経緯もあり、今後に期待。また、競合作物の動向、肥料をはじめとする生産価格の動向などから、NCCが発表した1200万エーカーの予想からどのように動くか注目が集まる。
END.