2022年2月16日水曜日

NY FUTURES FEBRUARY 15,2022

ICE COTTON FUTURES

February 15, 2022

       Open   High   Low    Close Change

Mar 22 123.19 123.45 122.50 123.04 +.11

May 22 120.61 121.25 120.23 120.78 +.17

Jul 22 117.85 118.45 117.47 118.03 +.14

Oct 22    -      -      -   107.64 +.06

Dec 22 103.50 104.31 103.13 104.08 +.54

Mar 23 100.69 101.21 100.40 101.05 +.56

May 23  97.36  97.90  97.31  97.90 +.50

Jul 23  94.35  94.85  94.30  94.85 +.55

Oct 23    -      -      -    88.00 +.50

Dec 23  82.15  82.25  82.15  82.20 +.05

ICE estimated futures volume:39,000

 

 

5月限は寄付きから小高く推移し、121セント台に乗ったあたりで下落。一時120セント付近まで値を下げたが、持ち直した。その後は動意薄で推移。結果、前日比17ポイント高の120.78/LBで引けた。推定出来高は39,000枚。

 

【相場動向要因】

綿花相場は独自の要因を欠きながらも、ウクライナ情勢の緊迫感が薄れ、商品相場全体で軟調な動きが目立ち、綿花相場の重荷となった。

ロシア軍がウクライナ国境近くから一部引き上げたことから、ロシア軍が侵攻しないとの見方も強まり、供給網の混乱への懸念が和らいだ。

 

アメリカの来季の植え付け動向は引き続き議論の的となっている。米国西部を中心に気候変動の影響かここ20年は1200年間の間で最も乾燥した20年であったとのことで、綿作の中心地である西テキサスの今後の動向に注目が集まる。昨年も植え付け前まで干ばつ状態であったが、植え付け時期の終盤辺りで慈雨に恵まれた経緯もあり、今後に期待。また、競合作物の動向、肥料をはじめとする生産価格の動向などから、NCCが発表した1200万エーカーの予想からどのように動くか注目が集まる。

 

END.