ICE No. 2 Cotton
August 23, 2024
Open High Low Settle Change
Oct '24 70.42 71.29 70.42 71.29 +170
Dec '24 69.58 71.25 69.30 70.91 +157
Mar '25 71.15 72.57 70.82 72.28 +142
May '25 72.32 73.59 72.02 73.38 +133
July '25 72.78 74.12 72.76 73.91 +125
Oct '25 - - - 73.01 +114
Dec '25 71.05 71.93 71.05 71.74 +101
Mar '26 - - - 72.98 +98
May '26 - - - 73.82 +96
July '26 - - - 74.45 +96
ICE estimated futures volume: 31,300
12月限は寄り付きから動意薄で狭いレンジで推移すると、アメリカ時間に急伸。高値の71.25/LBをつけた。
最終的には、157ポイント高の70.91/LBで引けた。推定出来高は31,300枚。
【相場要因】
綿花相場は、投機筋からの利益確定の買い戻しを中心に値を上げた。12月限は週間では367ポイント(5.5%)価格を伸ばし、週間の上げ幅では2022年11月以来の水準となる。
実需面では、パキスタンから低級綿を中心に安定した需要が報告されている。また、ベトナムでは国内工場の在庫が少ないことが指摘されている。手当が必要な業者は、すぐに到着する玉を確保したいと考えている一方で、遅延や信用状の取得の難しさが依然として課題となっている。
ジャクソンホール会議でFRBのパウエル議長が発言し、9月の利下げがほぼ固まった。今年中に1%の利下げが予想されている。米ドルインデックスは下げて、米国株は軒並み上伸した。大豆や綿花も追随したとみられる。
米国西テキサスに熱波が到来している。週明けにはややクールダウンが予報されているが、干ばつが進めば、綿作への影響が危惧される。
END