ICE No. 2 Cotton
August 13, 2024
Open High Low Settle Change
Oct '24 67.80 67.95 67.10 67.10 -119
Dec '24 69.05 69.42 67.90 67.99 -108
Mar '25 70.53 70.78 69.51 69.57 -93
May '25 71.83 71.99 70.84 70.91 -81
July '25 72.75 72.75 71.78 71.83 -67
Oct '25 - - - 71.26 -41
Dec '25 70.61 70.78 70.21 70.41 -41
Mar '26 - - - 71.72 -41
May '26 - - - 72.50 -41
July '26 - - - 73.15 -41
ICE estimated futures volume: 31,300
NYF期近12月限は寄り付き直後に値を下げた後、小幅な値動きで推移した。米国早朝に一時値を上げる場面も見せたが、その後再び値を下げ、その後も小幅な値動きで推移しながら緩やかに値を下げていった。最終的に前日比108ポイント安の67.99/LBにて引けた。推定出来高は31,300枚。
【相場要因】
前日の米国農務省月間需給報告の影響は限定的で、むしろ期近12月限が70¢を維持できなかったことから投機筋を中心に弱気基調がもう少し続くのではという見方が強いものと思われる。また一部アナリストからは需給報告での消費予想が実態に比べて大きすぎるとの見方も示されている。
今後の相場の方向感を見定めるには、技術的要因あるいはマクロ経済などの外部環境において明確なシグナルが必要とされている。
その一つが9月に予定されている米連邦準備制度理事会による会合となる。
本日発表された7月度米国PPI (卸売物価指数)が前月比0.1%上昇/前年比2.25%上昇となり、伸び率が前月から鈍化したことからインフレが緩和されつつあるとの見方がされている。
現地14日には7月度CPI (消費者物価指数)の発表も控えており、注目が集まる。
またアナリストからはイスラエル/イラン関係など中東情勢に警戒する声も挙げられている。
その他綿花特有のファンダメンタルは乏しく、上述のようなシグナルが出るまでは期近12月限は67-70¢の値幅で推移すると見られている。
END.