ICE No. 2 Cotton
July 17, 2024
Open High Low Settle Change
Oct '24 71.00 72.04 71.00 71.12 +75
Dec '24 71.37 72.80 71.32 72.07 +70
Mar '25 73.28 74.55 73.27 73.92 +61
May '25 74.69 75.88 74.69 75.27 +55
July '25 75.87 76.70 75.87 76.15 +40
Oct '25 - - - 75.02 -11
Dec '25 73.73 74.40 73.73 73.89 +19
Mar '26 - - - 75.20 +20
May '26 - - - 75.78 +21
July '26 - - - 76.21 +21
ICE estimated futures volume: 22,900
12月限は前日引け値と変わらず寄り付くとほぼ同時に安値をつけ、取引を通して上値を試す展開となった。
最終的には前日比70ポイント高の72.07/LBで引けた。推定出来高22,900枚。
【相場要因】
直近では綿花は上げ下げを繰り返しており、方向感の読みづらい取引となっている。
出来高は昨日の取引から減少し、週間でも低調。
西テキサスの綿産地では、降雨が予報されており、同地域のCROPに対して、米綿の生産量にとって追い風気味。
南テキサスではハリケーンBERYLの被害は限定的とみられ、一部では良好な作況を期待する声もある。
7月18日(木)は米国週間輸出成約報告が発表される予定となっている。
本日はバングラデシュから西アフリカの綿を手当てする動きがみられ、その他、中国、東南アジアからも綿花の購買意欲が確認されたとのこと。
IMFは中国の経済成長率を4月時点の4.6%から5%まで引き上げている。これは第一四半期の消費の改善や堅調な輸出を反映したとみられる。
世界全体の経済成長率は3.2%で据え置いた。
米ドルインデックスが4か月ぶりの安値となり、コモディティ全体が強気に傾いた様子。綿花も追随したとみられる。
先週の米国CPIと米国小売売上高の発表を踏まえて、9月の利下げ確率が高まっている意見がある。
END