ICE No. 2 Cotton
DECEMBER 22,2023
Open High Low Settle Change
Mar '24 79.26 80.89 79.25 79.76 +63
May '24 80.20 81.72 80.17 80.64 +62
July '24 80.76 81.93 80.57 81.07 +64
Oct '24 - - - 78.07 +59
Dec '24 78.10 78.44 77.46 77.89 +41
Mar '25 78.75 78.82 78.00 78.34 +38
May '25 - - - 78.29 +38
July '25 - - - 78.19 +53
Oct '25 - - - 76.79 +53
Dec '25 75.26 85.64 75.26 75.64 +38
ICE estimated futures volume: 23,300
3月限は寄り付きから堅調に推移した。アメリカ時間には売り買いが拮抗して上下に振れたが、最終的には63ポイント高の79.76/LBで引けた。
推定出来高は23,300枚。週間では258ポイントの値幅となった。
【相場要因】
綿花相場はクリスマスを控えて静かな取引となり、出来高の4割が限月の乗換になったとのこと。綿花は株価の動きに追随した模様で、米国株価は軒並み強気に推移した。今週一週間の平均出来高は、約26,000枚となり関係者の様子見ムードが続いた格好。実需ではトルコ、アルゼンチン、タンザニア、ブラジル、そして米国から出てきた安値でオファーされている綿花に対する引き合いがみられた。
イエメン反政府勢力のフ−シ派の民間船舶の攻撃事件を受けて、市場関係者は物流混乱およびコストアップを懸念している
米国の農協関係者はエルニーニョの影響について、当初の予想からは控えめな印象としているが、世界気象機関(WMO)は北半球の夏に猛暑を招いエルニーニョ現象が24年4月まで続く可能性を90%と明らかにしているとのことから綿作地への悪影響となれば強材料になるとみられる。
昨日の週間輸出成約報告は相場を支えるほどの結果には至らず、市場関係者は年内最後(29日)の週間輸出成約報告に注目している様子。
END