ICE No. 2 Cotton
December 18, 2023
Open High Low Settle Change
Mar '24 80.00 80.12 79.05 79.10 -83
May '24 80.64 80.85 79.86 79.89 -80
July '24 81.14 81.20 80.42 80.44 -73
Oct '24 77.04 77.29 77.04 77.29 -28
Dec '24 77.61 77.69 77.17 77.23 -43
Mar '25 77.90 77.90 77.55 77.63 -42
May '25 - - - 77.53 -42
July '25 77.49 77.49 77.22 77.22 -43
Oct '25 - - - 75.47 -83
Dec '25 75.80 75.80 74.22 74.22 -158
ICE estimated futures volume: 27,000
3月限は寄り付きから上値が重たく、弱気一方の展開となった。
最終的には前日比83ポイント下げて、79.10/LBで引けた。2週間ぶりの安値になっている。推定出来高は27,000枚
【相場要因】
綿花相場はクリスマスムード一色で動意薄となったようで、トレーダー筋は既契約の履行をさせることが優先事項になっている模様。
ファンダメンタルズではブラジルの干ばつが綿花の生産にマイナスの影響を与えることから強材料になると考えられるが、ブラジルは近年最も大きな綿産地の一つとしての地位を確立しつつあることから、影響は限定されるとするアナリストも見られる。
株式市場は弱気のマクロ経済指標に対して、このところ強気に推移している。楽観的ともとれるこの上昇基調は物価高の改善と来年の政策金利の切り下げによってもたらされるとみる一部アナリストの意見がみられた。
パナマ運河は干ばつで水位が低下し、スエズ運河周辺では貨物船への襲撃事件が相次いでいる。
貿易に不可欠な両運河が同時に混乱を抱え、綿花市場関係者は物流への影響に注目している。
END