ICE No. 2 Cotton
December 13, 2023
Open High Low Settle Change
Mar '24 81.05 81.71 80.78 81.18 +13
May '24 81.75 82.36 81.54 81.78 -2
July '24 82.48 82.64 81.96 82.16 -4
Oct '24 - - - 78.37 -6
Dec '24 78.28 78.66 78.07 78.28 +3
Mar '25 78.58 78.68 78.58 78.68 +9
May '25 78.35 78.47 78.35 78.47 +3
July '25 - - - 78.37 +3
Oct '25 - - - 76.77 +3
Dec '25 - - - 76.17 +3
ICE estimated futures volume: 21,600
3月限は寄り付きから引けにかけて動意薄の展開で推移した。出来高も少なく、93ポイントの狭いレンジとなった。
最終的には81.18/LBで引けた。推定出来高は21,600枚。
【相場要因】
綿花相場は薄商いの中で、綿花独自の要因が乏しい取引となった。
バングラデシュなどでは引き合いが確認されたようだが、紡績筋は相場に割高感を抱いている様子。
一部の市場関係者は、米国時間明日発表される週間輸出成約報告の中国向け成約数に注目を集めているとのこと。
NY為替市場はFOMCの発表を受けて、米ドルが弱含む展開となっている。
政策金利は予想通り据え置かれたが、米連邦準備制度理事会が2024年に3回の利下げがあることを示したことで、利上げサイクルが終了したとの見方から米ドルが売られたと考えられる。一部では、来年末の政策金利が現在よりも低下していると見られている。また商品相場に資金が流入し、綿花相場にとっても強材料となると見られたが、今のところ大きな値動きは見られていない。
昨年はクリスマス直前の1週間で約4セントの値動きがみられた。
クリスマスシーズンが迫り、休暇前の市場参加者の動向が注目される。
END