ICE No. 2 Cotton
December 12, 2023
Open High Low Settle Change
Mar '24 81.98 82.36 80.60 81.05 -95
May '24 82.47 82.85 81.30 81.80 -76
Jly '24 83.05 83.12 81.67 82.20 -67
Oct '24 - - - 78.43 -67
Dec '24 78.63 79.09 77.78 78.25 -70
Mar '25 78.72 78.72 78.59 78.59 -75
May '25 78.54 78.54 78.32 78.44 -78
Jly '25 - - - 78.34 -78
Oct '25 - - - 76.74 -58
Dec '25 - - - 76.14 -38
ICE estimated futures volume: 28,100
3月限は、寄り付きから数時間は堅調に推移するも、その後は下値を探る展開となった。
安値は80.60/LBを付け、10日20日移動平均線を支持線として最終的には81.05/LBで引けた。指定出来高は28,100枚
【相場要因】
必要最低限の原料調達を強いられている紡績筋からは実需回復の兆しがみえない状態。
中国の情報では90%以上の操業を維持している紡績企業は全体の28%とのことで、前月比で20%減少しているとのこと。
こうした足元の需要が冴えない中で、綿花相場は弱気基調にあるとみられる。またCFTCレポートによると、投機筋からの買い付けは直近三週間で乏しい数字となっている様子で綿花への関心が薄いとのこと。一方で、綿花が市中に溢れ、生産者が作付けを減らすとなると、投機筋の市場介入を促し、強気に左右することも考えられる。
原油価格は4%下落しており、サウジアラビアやロシアは11月末に原油の自主減産を公表したが、米国の増産に加え、中国のデフレ警戒感や軟調な経済指標から、価格上昇圧力は弱いとのこと。綿花相場はこれに追随したとみられている。
END