ICE COTTON FUTURES
January 29, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 70.40 70.92 69.87 70.06 -.30
May 20 70.92 71.45 70.50 70.69 -.23
Jul 20 71.74 72.21 71.27 71.48 -.16
Oct 20 70.36 71.50 70.36 71.23 +.99
Dec 20 70.82 71.30 70.44 70.71 +.06
Mar 21 71.32 71.32 70.95 71.13 +.18
May 21 71.10 71.10 71.10 70.95 +.16
Jul 21 70.90 70.90 70.90 70.78 +.13
Oct 21 - - - 69.93 +.13
Dec 21 - - - 69.23 +.13
ICE estimated futures volume:24,100
NY定期3月限は、前日引値同値水準で寄り付いたあと、徐々に値を上げ、早朝に一時70.92/LBまで値を上げたが、取引が本格的に開始されると急落。70.00/LB近辺まで落ち込むと反発を繰り返しながら最終的に前日比30ポイント安の70.06/LBで引けた。出来高は、24,100枚。
【相場動向要因】
本日29日、米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)にて政策金利の現状維持を2019年12月から2会合連続で決定。雇用の拡大、家計支出などが緩やかに増加しているが、設備投資や輸出は弱含んでいることから当面の金融政策の現状維持を表明。その後パウエルFRB議長が会見を行い、新型肺炎の感染拡大による中国や周辺国の景気、さらには世界経済への影響にも警戒感をにじませた。米国株式市場主要指数や穀物市場はその会見後あたりから徐々に値を消す展開となり、小幅な下げで引けた。
一方、綿花市場では、先日の一部報告に上がった中国向け米綿の契約に関する噂が依然として未確認であり、市場関係者は明日発表予定の米国農務省週間輸出成約報告待ちの様子。現地2月24日に3月限の第一回受渡通知日を控え、生産者と紡績筋の値決めも70.00/LB近辺を中心に行われた模様。
また明日からは大手投機筋によるポジションの限月乗換が予定されている。
END.