ICE COTTON FUTURES
January 16, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 70.25 70.38 69.73 70.22 -.10
May 20 71.17 71.44 70.80 71.19 -.20
Jul 20 72.31 72.32 71.73 72.08 -.23
Oct 20 72.66 72.66 72.66 72.43 -.28
Dec 20 71.60 72.06 71.39 71.89 -.07
Mar 21 72.09 72.25 72.08 72.22 -.20
May 21 71.79 71.90 71.69 71.82 -.25
Jul 21 71.25 71.30 71.14 71.30 -.30
Oct 21 - - - 70.50 -.30
Dec 21 - - - 69.50 -.30
ICE estimated futures volume:26,900
NY定期3月限は、前日引値と同値水準で寄り付いたあと、70.00/LBを割り込むと値を戻すような攻防が続いたが、前日引値の70.32/LB近辺を上値抵抗線として推移し最終的に前日比10ポイント安の70.22/LBで引けた。
出来高は、26,900枚。
【相場動向要因】
昨日、米中両国が第一段階合意に署名したことで米中貿易摩擦に対する懸念が一時的に後退し、また個人消費などの経済指標が好調であったことなどからNYダウは2日連続で史上最高値を更新した。
一方で、合意文書に中国が今後2年間で追加購入する米国産農産物の詳細については明記されておらず、また当面の間、米国の制裁関税、中国の報復関税ともに大半は維持されたままである可能性が高いとの報道を受けてから棉花市場関係者らに様子見ムードが漂い始めたことで定期相場に大きな値動きは見られなかった。
また本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。2019/2020CROP米棉の成約量・輸出量とも前週比増の結果ではあったが、中国向け新規成約量は前週に比べてほぼ横ばいであった。また今季米棉ピマの実質新規成約量が34,300俵(成約量34,400俵-キャンセル100俵)に達し今年度最多を記録した。
米国現地1月20日は、Martin Luther King DayのためNY定期相場は休場となる。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は下記の通り(Week ending Jan 09, 2020);
2019/2020CROP
アップランド
成約:239,600俵(ベトナム 71,600俵 / パキスタン 34,800俵 /トルコ 29,500俵)
キャンセル:▲6,600俵(マレーシア ▲6,600俵)
船積:301,700俵(ベトナム 86,800俵 / パキスタン 47,100俵 / トルコ 39,100俵)
ピマ
成約:34,400俵(中国 13,200俵 / インド 8,000俵 / ベトナム 6,400俵)
キャンセル:100俵
船積:7,700俵(パキスタン 2,300俵 / インド 1,100俵 / ベトナム・エルサルバドル 900俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:14,500俵(ホンジュラス 10,100俵 / ベトナム 4,400俵)
ピマ
成約:なし
END.