2020年1月31日金曜日

NY FUTURES JANUARY 30,2020

ICE COTTON FUTURES

January 30, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 70.06 70.06 68.54 69.05 -1.01

May 20 70.68 70.68 69.11 69.64 -1.05

Jul 20 71.41 71.41 69.97 70.50 -.98

Oct 20   -     -     -   70.30 -.93

Dec 20 70.02 70.30 69.40 69.95 -.76

Mar 21 70.47 70.47 70.10 70.42 -.71

May 21 70.32 70.32 70.07 70.44 -.51

Jul 21 70.18 70.18 69.97 70.37 -.41

Oct 21   -     -     -   69.57 -.36

Dec 21   -     -     -   68.67 -.56

ICE estimated futures volume:30,200

 

 

NY定期期近3月限は、前日引け値と同水準で寄り付いた後、徐々に値を下げていき、最終的に前日比101ポイント安の69.05/LBで引けた。

また5月限も同様の値動きで値を下げていき、前日比105ポイント安の69.64/LBで引けた。

出来高は、30,200枚。

 

 

【相場動向要因】

本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。

成約量・輸出量とも前週比増となっており、比較的好調な結果となった。

事前の予想の通り、中国向け成約数量が増加している。

強材料として相場を押し上げるとの見方もあったが、すでに織り込み済みでもあり、綿花相場は期近3月限を中心に大きく下落。

 

一部では、新型コロナウイルスに対する警戒感と世界経済への影響から米国主要穀物相場が軒並み値を下げており、綿花相場もその動き追随したとの見方もある模様。

 

本日より大手投機筋による3日間にわたるポジション限月乗り換えが開始されたようだが、

市場への影響は限定的なものとなっている様子。

 

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending January 23, 2020)

 

2019/2020CROP

アップランド

成約:381,600(中国 127,500 / ベトナム 78,400 / パキスタン 56,800)

 

キャンセル:▲34,500(中国 ▲17,600 / インド ▲15,700 / 台湾 ▲1,100)

 

船積:327,100(ベトナム 73,600 / 中国 71,400 / パキスタン 49,000)

 

ピマ

成約:15,800(ベトナム 8,700 / インドネシア 4,300 / インド 1,800)

 

キャンセル:なし

 

船積:12,900(ベトナム 3,500 / 中国 2,800 / インド 2,800)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:50,200(中国 30,800 / ベトナム 8,800 / パキスタン 7,000)

 

ピマ

成約:なし

 

 

END.

 

2020年1月30日木曜日

NY FUTURES JANUARY 29,2020

ICE COTTON FUTURES

January 29, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 70.40 70.92 69.87 70.06 -.30

May 20 70.92 71.45 70.50 70.69 -.23

Jul 20 71.74 72.21 71.27 71.48 -.16

Oct 20 70.36 71.50 70.36 71.23 +.99

Dec 20 70.82 71.30 70.44 70.71 +.06

Mar 21 71.32 71.32 70.95 71.13 +.18

May 21 71.10 71.10 71.10 70.95 +.16

Jul 21 70.90 70.90 70.90 70.78 +.13

Oct 21   -     -     -   69.93 +.13

Dec 21   -     -     -   69.23 +.13

ICE estimated futures volume:24,100

 

NY定期3月限は、前日引値同値水準で寄り付いたあと、徐々に値を上げ、早朝に一時70.92/LBまで値を上げたが、取引が本格的に開始されると急落。70.00/LB近辺まで落ち込むと反発を繰り返しながら最終的に前日比30ポイント安の70.06/LBで引けた。出来高は、24,100枚。

 

【相場動向要因】

本日29日、米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)にて政策金利の現状維持を201912月から2会合連続で決定。雇用の拡大、家計支出などが緩やかに増加しているが、設備投資や輸出は弱含んでいることから当面の金融政策の現状維持を表明。その後パウエルFRB議長が会見を行い、新型肺炎の感染拡大による中国や周辺国の景気、さらには世界経済への影響にも警戒感をにじませた。米国株式市場主要指数や穀物市場はその会見後あたりから徐々に値を消す展開となり、小幅な下げで引けた。

一方、綿花市場では、先日の一部報告に上がった中国向け米綿の契約に関する噂が依然として未確認であり、市場関係者は明日発表予定の米国農務省週間輸出成約報告待ちの様子。現地224日に3月限の第一回受渡通知日を控え、生産者と紡績筋の値決めも70.00/LB近辺を中心に行われた模様。

また明日からは大手投機筋によるポジションの限月乗換が予定されている。

END.

 

2020年1月29日水曜日

NY FUTURES JANUARY 28,2020

ICE COTTON FUTURES

January 28, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 69.03 70.60 69.02 70.36 +.85

May 20 69.02 71.16 69.02 70.92 +.98

Jul 20 70.31 71.88 70.31 71.64 +.96

Oct 20   -     -     -   70.24 +.56

Dec 20 69.90 70.95 69.81 70.65 +.55

Mar 21 70.42 71.23 70.42 70.95 +.53

May 21 70.68 70.68 70.68 70.79 +.52

Jul 21 70.53 70.92 70.53 70.65 +.58

Oct 21   -     -     -   69.80 +.58

Dec 21   -     -     -   69.10 +.58

ICE estimated futures volume:33,900

 

 

NY定期3月限は、寄り付きから動意薄で推移したが、取引終盤に値を上げ、最終的に前日比85ポイント高の70.36/LBで引けた。出来高は、33,900枚。

 

 

【相場動向要因】

棉花相場期近3月限は、68セント近辺を下値に、71セント台後半までの値幅の中での推移が続いている。

中国が春節中ということから、比較的落ち着いた取引が行われる中、新型コロナウイルスに対する警戒感から、中国では春節休暇期間の延長が発表されている。

 

一部の報告によると、米国からの中国向け輸出が増加しているのではないか、との噂もあるとのこと。推測される要因として、米中第一段階合意の影響や中国の通常の輸入割当発行などが挙げられている。

あくまで噂ではあるが、本日の棉花相場における強気材料の一つとなったものと思われる。

米国農務省週間輸出成約報告は、現地130日に発表される予定。

 

また、本日、一部の米国企業の決算報告が市場予想に比べて良い結果であったことなどから、米国株式相場が値を上げた。

棉花相場およびコーンは、その動きに引っ張られたこともあり、最終的に値を上げて引けた。

 

棉花相場期近3月限は、現地224日に第一回受渡通知日を迎える。

 

 

END.

 

2020年1月28日火曜日

NY FUTURES JANUARY 27,2020

ICE COTTON FUTURES

January 27, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 69.25 69.81 68.00 69.51 +.11

May 20 69.99 70.33 68.43 69.94 -.26

Jul 20 70.89 71.12 69.30 70.68 -.44

Oct 20 68.75 68.75 68.31 69.68 -.71

Dec 20 70.36 70.36 68.86 70.10 -.44

Mar 21 70.65 70.65 69.27 70.42 -.40

May 21 70.41 70.42 69.65 70.27 -.27

Jul 21 70.05 70.14 69.39 70.07 -.07

Oct 21   -     -     -   69.22 -.12

Dec 21   -     -     -   68.52 +.18

ICE estimated futures volume:56,200

 

NY定期3月限は、先週末引値と同値水準で寄り付いたあと、50-90ポイント安の68.50-68.90/LBあたりで推移。ニューヨーク時間早朝にさらに下落し一時68.00/LBまで落ち込んだが、その後急反発。最終的に前日比11ポイント高の69.51/LBで引けた。

出来高は、56,200枚。

 

【相場動向要因】

収束する気配を見せない中国発の新型コロナウィルスの影響で、中国政府は130日までの予定だった春節(旧正月)休暇を22日まで延長することを決定。実態経済への影響が懸念され始め、市場にはリスク回避の動きが強まっている。ダウ平均株価は先週末に比べ450ドルを超える大幅な値下がりとなり、原油や棉花以外の穀物なども先週末比から値を下げた。

NY定期3月限は直近の下値支持線を抜けて5週ぶりに68.00/LBまで下落。本格的に取引が開始される時間帯よりも前に出来高が29,000枚まで急増したことから、投機筋による売買によるものと推測される。

その後、すぐに反発したことから紡績筋の値決めと投機筋の買い注文が入ったとみられており、当面は68.00/LBがサポートラインとして意識されると思われる。

 

END.

 

2020年1月27日月曜日

NY FUTURES JANUARY 24,2020

ICE COTTON FUTURES

January 24, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 69.98 70.25 69.35 69.40 -.63

May 20 70.55 70.92 70.16 70.20 -.55

Jul 20 71.39 71.73 71.06 71.12 -.47

Oct 20 70.17 70.17 70.17 70.39 +.60

Dec 20 70.53 70.91 70.46 70.54 -.16

Mar 21 70.76 70.94 70.70 70.82 -.09

May 21 70.45 70.55 70.43 70.54 -.01

Jul 21 70.05 70.05 70.05 70.14 unch

Oct 21   -     -     -   69.34 unch

Dec 21   -     -     -   68.34 unch

ICE estimated futures volume:29,700

 

NY定期3月限は、前日引値と同値水準で寄り付いたあと、弱含みの様相を呈しながら推移し最終的に前日比63ポイント安の69.40/LBで引けた。

出来高は、29,700枚。

 

【相場動向要因】

世界中で感染者が増え続けている中国発の新型コロナウィルスに対する経済への影響悪化懸念や、米上院で行われているトランプ大統領のウクライナ疑惑に対する弾劾裁判などのニュースが米株式市場、先物商品相場どちらにも弱材料として働いた模様。

中国が旧正月に入ったことで商いも薄くなり出来高も約10日ぶりに30000枚を切った。

また本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。2019/2020CROP米棉の成約量は前週比増だったが、輸出は微減の結果だった。中国向け新規成約量・輸出量は前週比増となったものの相場を押し上げるほどの材料にはならなかった様子。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は下記の通り(Week ending Jan 16, 2020);

 

2019/2020CROP

アップランド

成約:390,000(パキスタン 116,200 / トルコ 82,700 / ベトナム 72,400)

キャンセル:▲82,300(パキスタン ▲44,000 / インド ▲26,500 / 中国 ▲8,400)

船積:282,600(ベトナム 80,500 / パキスタン 44,700 / 中国 41,400)

 

ピマ

成約:20,400(インド 6,400 / 中国 6,200 / バングラディッシュ・パキスタン 2,400)

キャンセル:▲200俵(中国 ▲200俵)

船積:6,500(ペルー 1,600 / インド・ベトナム 900 / パキスタン 700)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:13,200(ベトナム 13,200

ピマ

成約:なし

 

END.

2020年1月24日金曜日

NY FUTURES JANUARY 23,2020

ICE COTTON FUTURES

January 23, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 71.00 71.00 69.80 70.03 -1.10

May 20 71.70 71.70 70.59 70.75 -1.09

Jul 20 72.43 72.47 71.45 71.59 -1.15

Oct 20 71.30 71.30 69.40 69.79 -2.94

Dec 20 71.73 71.73 70.55 70.70 -1.35

Mar 21 71.32 71.43 70.79 70.91 -1.21

May 21 70.73 70.73 70.50 70.55 -1.07

Jul 21 70.25 70.33 70.25 70.14 -.91

Oct 21   -     -     -   69.34 -.91

Dec 21 68.50 68.51 68.50 68.34 -.91

ICE estimated futures volume:35,800

 

 

NY定期3月限は寄り付きから徐々に値を下げていき、最終的に前日比110ポイント安の70.03/LBで引けた。出来高は、35,800枚。

 

【相場動向要因】

棉花特有のファンダメンタルは乏しく、投機筋を中心とした相場展開となっているものと推測される。

期近3月限は、69セント近辺から71セント前半ぐらいまでの値幅での取引が続いている。

 

一部では、米国トランプ大統領が現地29日にUSMCA協定の署名を行う意向であることが報じられている。

 

本日米国主要穀物相場は、大豆を除いて値を上げて引けており、米国株式も値を上げている。

棉花相場においては、中国の旧正月による休暇期間が近づいていることから、1月末にかけて取引がやや落ち着いたムードになるのではと見られている。

市場参加者の注目は現地明日124日に発表予定の米国農務省週間輸出成約報告に向けられている。

 

また、期近3月限は、現地224日に第一回受渡通知日を迎える。

 

 

 

END.

 

2020年1月23日木曜日

NY FUTURES JANUARY 22,2020

ICE COTTON FUTURES

January 22, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 69.02 71.30 68.71 71.13 +1.89

May 20 69.90 72.02 69.77 71.84 +1.52

Jul 20 71.16 72.87 70.73 72.74 +1.47

Oct 20 71.88 72.00 71.88 72.73 +1.28

Dec 20 70.70 72.14 70.34 72.05 +1.15

Mar 21 70.90 72.15 70.90 72.12 +.85

May 21 70.65 71.62 70.65 71.62 +.63

Jul 21 70.28 71.10 70.28 71.05 +.47

Oct 21   -     -     -   70.25 +.47

Dec 21   -     -     -   69.25 +.47

ICE estimated futures volume:58,500

 

NY定期3月限は、前日引け値と同値水準で寄り付いたあと、徐々に値を上げていき、米国時間8時過ぎあたりから大幅に値を上げ、最終的に前日比189ポイント高の71.13/LBで引けた。

出来高は、58,500枚。

 

【相場動向要因】

 

昨年8月来の下落幅を記録した昨日から大幅に反発。昨年10月来の上げ幅だった。

出来高も昨年11月の60,802枚に次ぐ多さとなった。

昨日は安値圏での引き合いや商い、さらには紡績筋の値決めも多くみられた模様。

 

連日の乱高下に対し、棉花に関する直接的な要因は乏しく、アナリストらも特に理由が見いだせていない様子。

 

新型コロナウイルスに対する懸念が世界中に広がりを見せつつも、中国政府が公共交通機関の一時閉鎖を発表したことを受け、市場への影響は現時点では限定的と見られている。

 

また未決済建玉が4,281枚増え258,018枚となり、201811月並みの水準まで増加していることから、投機筋による棉花への関心が向けられ始めた模様。

 

END.

2020年1月22日水曜日

NY FUTURES JANUARY 21,2020

ICE COTTON FUTURES

January 21, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 71.25 71.25 69.12 69.24 -2.01

May 20 72.07 72.07 70.21 70.32 -1.87

Jul 20 73.66 73.66 71.18 71.27 -1.79

Oct 20 71.84 71.84 71.84 71.45 -1.47

Dec 20 72.12 72.12 70.50 70.90 -1.47

Mar 21 72.23 72.23 71.29 71.27 -1.34

May 21 71.85 71.85 71.32 70.99 -1.14

Jul 21 71.40 71.40 70.75 70.58 -.98

Oct 21   -     -     -   69.78 -.98

Dec 21   -     -     -   68.78 -.98

ICE estimated futures volume:52,200

 

 

NY定期3月限は、前日引け値と同程度で寄り付いたあと、徐々に値を下げていった。その後、米国での取引が本格化してからさらに値を下げ、最終的に前日比201ポイント安の69.24/LBで引けた。出来高は、52,200枚。

 

 

【相場動向要因】

期近3月限は、一日の下落幅としては、昨年8月来の水準となった。

 

中国を発祥地とする新型コロナウイルスに対して各国で警戒感が高まっている中、中国国内外でも感染者が確認されている。

中国の旧正月が近づいていることもあり、今後の感染拡大や経済への影響も懸念されている。

 

また、大手格付企業が香港の格付を下げたとの報道から、

アジア圏の市場での売りが加速。

 

棉花および米国主要穀物相場についても、小麦を除いて、アジアでの動きに追随する形となり、結果、値を下げた。

 

棉花市場においては、依然として米中通商問題に市場参加者の関心が寄せられている模様。

また、一部の報告で、豪州の一部の棉作地で降雨が観測されたと伝えられているが、豪州棉の生産量や品質に大きな影響を与えるものではないと考えられている。

 

 

 

END.

 

2020年1月20日月曜日

NY FUTURES JANUARY 17,2020

ICE COTTON FUTURES

January 17, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 70.00 71.37 69.95 71.25 +1.03

May 20 70.96 72.28 70.91 72.19 +1.00

Jul 20 71.80 73.13 71.80 73.06 +.90

Oct 20   -     -     -   72.92 +.49

Dec 20 71.79 72.45 71.79 72.37 +.48

Mar 21 72.22 72.60 72.20 72.61 +.39

May 21 71.95 72.15 71.75 72.13 +.31

Jul 21 71.40 71.60 71.20 71.56 +.26

Oct 21   -     -     -   70.76 +.26

Dec 21   -     -     -   69.76 +.26

ICE estimated futures volume:32,100

 

NY定期3月限は、反発。前日引値と同値水準で寄り付いたあとは徐々に値を上げ、前日比103ポイント高の71.25/LBで引けた。

出来高は、32,100枚。

 

【相場動向要因】

米国株の主要3指数は住宅着工件数など経済指標が堅調だったことに加えて、米上院本会議が「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の実施法案を承認したことなどを好感し終値ベースで過去最高値を更新。中国経済指標も2019GDP伸び率は6.1%1990年以来の低水準にとどまったが同日発表された12月の鉱工業生産と投資の伸び率など各種経済指標が予想を上回る結果となった。

その影響もあってか本日の棉花市場は、先日行われた米中第一合意文書の内容の乏しさからくる弱気ムードから一転、他の商品相場とともに全面的に値上げ基調となった。

また中国棉花協会の2020年度第1回作付け意識調査によると20/21CROPの国内作付け面積が7.5%減少し4454万エーカーとなることが報告されている。

さらに本日発表されたCFTCの報告書では投機筋がショートポジションを減らしロングポジションを増やしていることが確認されている。

 

米国現地120日は、Martin Luther King DayのためNY定期相場は休場となる。

 

END.

2020年1月17日金曜日

NY FUTURES JANUARY 16,2020

ICE COTTON FUTURES

January 16, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 70.25 70.38 69.73 70.22 -.10

May 20 71.17 71.44 70.80 71.19 -.20

Jul 20 72.31 72.32 71.73 72.08 -.23

Oct 20 72.66 72.66 72.66 72.43 -.28

Dec 20 71.60 72.06 71.39 71.89 -.07

Mar 21 72.09 72.25 72.08 72.22 -.20

May 21 71.79 71.90 71.69 71.82 -.25

Jul 21 71.25 71.30 71.14 71.30 -.30

Oct 21   -     -     -   70.50 -.30

Dec 21   -     -     -   69.50 -.30

ICE estimated futures volume:26,900

 

NY定期3月限は、前日引値と同値水準で寄り付いたあと、70.00/LBを割り込むと値を戻すような攻防が続いたが、前日引値の70.32/LB近辺を上値抵抗線として推移し最終的に前日比10ポイント安の70.22/LBで引けた。

出来高は、26,900枚。

 

【相場動向要因】

昨日、米中両国が第一段階合意に署名したことで米中貿易摩擦に対する懸念が一時的に後退し、また個人消費などの経済指標が好調であったことなどからNYダウは2日連続で史上最高値を更新した。

一方で、合意文書に中国が今後2年間で追加購入する米国産農産物の詳細については明記されておらず、また当面の間、米国の制裁関税、中国の報復関税ともに大半は維持されたままである可能性が高いとの報道を受けてから棉花市場関係者らに様子見ムードが漂い始めたことで定期相場に大きな値動きは見られなかった。

 

また本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。2019/2020CROP米棉の成約量・輸出量とも前週比増の結果ではあったが、中国向け新規成約量は前週に比べてほぼ横ばいであった。また今季米棉ピマの実質新規成約量が34,300俵(成約量34,400-キャンセル100俵)に達し今年度最多を記録した。

 

米国現地120日は、Martin Luther King DayのためNY定期相場は休場となる。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は下記の通り(Week ending Jan 09, 2020);

 

2019/2020CROP

アップランド

成約:239,600(ベトナム 71,600 / パキスタン 34,800 /トルコ 29,500)

キャンセル:▲6,600(マレーシア ▲6,600)

船積:301,700(ベトナム 86,800 / パキスタン 47,100 / トルコ 39,100)

 

ピマ

成約:34,400(中国 13,200 / インド 8,000 / ベトナム 6,400)

キャンセル:100

船積:7,700(パキスタン 2,300 / インド 1,100 / ベトナム・エルサルバドル 900)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:14,500(ホンジュラス 10,100 / ベトナム 4,400

ピマ

成約:なし

 

END.

 

2020年1月16日木曜日

NY FUTURES JANUARY 15,2020

ICE COTTON FUTURES

January 15, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 71.38 71.38 70.10 70.32 -1.06

May 20 72.46 72.46 71.18 71.39 -1.07

Jul 20 73.39 73.39 72.12 72.31 -1.05

Oct 20 72.78 72.78 72.78 72.71 -.55

Dec 20 72.26 72.47 71.66 71.96 -.55

Mar 21 72.50 72.75 72.20 72.42 -.52

May 21 72.44 72.44 72.29 72.07 -.53

Jul 21 72.00 72.00 71.70 71.60 -.56

Oct 21   -     -     -   70.80 -.56

Dec 21   -     -     -   69.80 -.56

ICE estimated futures volume:32,500

 

 

NY定期3月限は、前日引値と同程度で寄付いたあと小幅な値動きで推移し、本日安値をつけた後は徐々に値を戻していったが、ニューヨーク時間午後に行われた米中第一段階合意の署名式後あたりから大幅に値を下げ最終的に前日比106ポイント安の70.32/LBで引けた。

出来高は、32,500枚。

 

【相場動向要因】

本日米中両国は、第一段階合意の署名を行った。

94ページにも及ぶ合意文書には中国が米国産農産物を、2017年のベースラインである年間240億米ドルから今年は125億米ドル、来年は195億米ドル追加購入し今後2年間で総額800億米ドル購入することが盛り込まれているが、詳細についてはあまり触れられておらず、さらに制裁関税が昨年9月発動分以外11月に行われる米大統領選挙まで引き下げられない可能性が高いことも分かり、史上最高値を更新した米国株式市場とは対照的に棉花やコーン、大豆など農業セクターの市場関係者らの失望感を招いた模様。

 

現地116日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定で、棉花トレーダーらは中国への成約状況に注視している様子。

 

また米国現地120日は、Martin Luther King DayのためNY定期相場は休場となる。

 

END.

 

 

2020年1月15日水曜日

NY FUTURES JANUARY 14,2020

ICE COTTON FUTURES

January 14, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 71.50 71.75 70.90 71.38 -.15

May 20 72.67 72.84 72.03 72.46 -.21

Jul 20 73.41 73.75 72.97 73.36 -.27

Oct 20   -     -     -   73.26 -.13

Dec 20 72.82 72.90 72.15 72.51 -.23

Mar 21 73.16 73.21 72.83 72.94 -.16

May 21 72.84 72.87 72.58 72.60 -.16

Jul 21 72.38 72.38 72.14 72.16 -.14

Oct 21   -     -     -   71.36 +.22

Dec 21   -     -     -   70.36 +.46

ICE estimated futures volume:37,400

 

NY定期3月限は、寄付きからじりじりと値を下げ、本日最安値の70.90をつけた後は反転し前日引値を上回る水準まで値を戻していったが、取引終了間際に値を下げ最終的に前日比15ポイント安の71.38で引けた。

出来高は、37,400枚。

 

【相場動向要因】

市場参加者は明日に控えている米中第一段階合意署名まで慎重な姿勢を取っている様子。

一方で中国からの輸入品に課せられている関税が昨年9月に発動分以外、11月に行われる米大統領選挙まで維持される見通しで、更なる引き下げは合意署名後の進展状況の検証結果次第との報道を受け値を押し下げた模様。

また報道後、農家の値決めの動きも活発化した模様。

 

END.

2020年1月14日火曜日

NY FUTURES JANUARY 13,2020

ICE COTTON FUTURES

January 13, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 71.31 71.96 71.18 71.53 +.22

May 20 72.25 73.08 72.25 72.67 +.21

Jul 20 73.42 74.00 73.36 73.63 +.21

Oct 20   -     -     -   73.39 +.21

Dec 20 72.50 73.00 72.41 72.74 +.26

Mar 21 73.00 73.57 72.80 73.10 +.31

May 21 72.74 73.49 72.57 72.76 +.32

Jul 21 72.27 73.10 72.04 72.30 +.32

Oct 21   -     -     -   71.14 +.06

Dec 21 70.16 70.16 70.16 69.90 -.18

ICE estimated futures volume:36,200

 

 

NY定期3月限は、寄り付きから比較的狭い値幅の中で推移し、最終的に前日比22ポイント高の71.53/LBで引けた。

出来高は、36,200枚。

 

【相場動向要因】

米中両国は、米国現地115日に第一段階合意の署名を予定しているとされており、市場参加者の注目を集めている。

一部では、中国劉鶴副首相が13日にワシントンに到着したとも報じられている。

 

また、米国が中国の為替操作国の指定から解除した旨の報道もなされている。

両国の第一段階合意署名を前に、友好ムードを演出する狙いがあるとの見方もある模様。

 

本日米国株式市場は再び史上最高値を更新。

これら米中関係に対する楽観的見方が強気に作用したのではとも推測される。

棉花相場も引っ張られる結果となり、小幅に値を上げて引けた。

 

 

END.

 

 

NY FUTURES JANUARY 10,2020

ICE COTTON FUTURES

January 10, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 70.50 71.39 70.35 71.31 +.62

May 20 71.68 72.50 71.49 72.46 +.60

Jul 20 72.66 73.45 72.47 73.42 +.59

Oct 20   -     -     -   73.18 +.47

Dec 20 71.76 72.50 71.76 72.48 +.37

Mar 21 72.33 72.83 72.22 72.79 +.35

May 21 72.18 72.40 72.13 72.44 +.26

Jul 21 71.86 71.98 71.65 71.98 +.12

Oct 21   -     -     -   71.08 +.12

Dec 21 70.00 70.00 70.00 70.08 +.12

ICE estimated futures volume:49,100 

 

NY定期3月限は、前日引値から少し値を下げて寄り付いた後、徐々に値を上げ、本日高値の71.39/LBをつけた。

米国農務省週間輸出成約報告が発表されると前日引値あたりまで値を下げていったが、その後ニューヨーク時間正午に米国農務省月間需給報告が発表されると買いが戻り最終的に前日比62ポイント高の71.31/LBで引けた。

出来高は、49,100枚。

 

【相場動向要因】

今週115日に予定されている米中第一段階合意署名に関して目新しい情報はない模様。

 

本日天候悪化の影響で発表が遅れていた米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。

2019/2020CROP米棉の成約量・輸出量とも前週比減の結果となり、弱気材料として作用したものと思われるが、市場への影響は限定的なものであった様子。

 

その後ニューヨーク時間昼頃に米国農務省月間需給報告が発表された。

報告によると、2019/2020CROPの米棉生産量が前回報告より約11万俵下方修正され、2010万俵となった一方で、輸出量は据え置きとなっている。また、期末在庫も約10万俵下方修正されている。

生産量について州別にみると、テキサスの生産量が約20万俵下方修正されている。

世界全体では生産量が約63万俵下方修正され120.48百万俵と報告されている一方で、国内消費量が約5万俵下方修正されている。世界全体の期末在庫は、約70万俵下方修正されている。

想定内の結果だったようだが、相場に強気材料として作用し、小幅な上げ幅ながら、高値圏で引ける結果となった。

 

米国農務省週間輸出成約報告は下記の通り(Week ending Jan 02, 2020);

 

2019/2020CROP

アップランド

成約:218,400(ベトナム 89,800 / パキスタン 68,400 / トルコ 19,000)

キャンセル:▲66,400(パキスタン ▲44,000 / インド ▲19,400 / ベトナム ▲1,500)

船積:211,400(パキスタン 58,900 / ベトナム 54,000 / 中国 34,000)

 

ピマ

成約:5,200(パキスタン 1,700 / インド 1,600 / ベトナム 900)

キャンセル:なし

船積:5,400(ペルー 2,000 / インド 1,800 / トルコ 1,300)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:5,500(トルコ 4,400 / ベトナム 1,100

ピマ

成約:なし

 

END.